宝石のルビーとサファイアの違いとは?実は同じ石だった!?
今回は皆さん一度は聞いたことがあるかも知れない宝石の「ルビー」と「サファイア」の違いについて解説していきます。
「赤と青、色の違いだけなんじゃないの?」
実はルビーとサファイア、「違っているけど違わない」宝石なのです。
今回は知っておくと、ためになる豆知識「ルビー」そして「サファイア」についてお話していきます。
ルビーとサファイアの違い
ルビーとサファイアは、実は同じ鉱物からできています。いわゆる、原石であるコランダム(鋼玉)からできていて、色や混じっている不純物に違いがあります。
コランダム自体は、不純物を含まない、純粋な状態だと無色透明です。
コランダムは地中で鉄を含むと青くなりサファイアに、クロムを含むと赤くなりルビーになる性質があります。
その含有量は1%未満とされ、サファイアとルビーの境界を見分けるための重要なポイントとなります。中でも、クロムは希少な物質であるため、ルビーのほうが価格が高いでしょう。実際に、市場を確認すると、およそ原価にして5倍の価格差が生じると言われます。
ルビーとサファイアが実は同じ鉱物で、1%にも満たない石の成分が宝石の色を決めることは考えてみるとすごく不思議なことですね。
ルビーとは

宝石といえばルビーと呼ばれるほど、歴史的にも知られています。
王座や玉座に飾られている宝石は、ほとんどがルビーだった言われるほど、宝石の一強であったほどです。現在でも、ダイヤモンドに並んでその知名度は高く、誰もがルビーの名を一度は聞いたことがあると言われるくらいです。
ルビーは7月の誕生石で濃い赤色が特徴の宝石です。日本では紅玉と呼ばれることもあります。ラテン語で赤を意味するルベウスからその名前が取られているという説が有力です。
ルビーはアジアが原産の宝石で、ミャンマー、スリランカ、タイ、ベトナムなどが主要な産出国です。特にミャンマーのルビーは産出量が限られていて、濃くて深い色合いが出ることからピジョン・ブラッドなどと呼ばれ、希少価値の高い宝石として扱われています。日本では、ピジョン・ブラッドを記載して販売するためには、ミャンマーが産地で濃い赤色をしていないと付けられないことになっています。
現在、市場に出回っているルビーのほとんどは熱処理で加工されたものです。稀に加熱処理されていないものがあるものは、天然の宝石として見た目も優れているためかなり希少です。
透明度については、さまざまあり、ルビーのすべてが透明度の高いものなわけではなく、透明度の低いものから透き通った透明度の高いものまで存在します。
赤いカラーが情熱や行動力、積極性などを意味しているため、持っている人への愛情や情熱を表すとされています。
サファイアとは

天然石として知られるサファイアは、日本で蒼玉・青玉とも称される宝石の一つです。
ダイヤモンドを除いて鉱物の中でトップクラスの硬度があるとされる宝石ならではの特徴があります。一般的には、9月の誕生石としても有名です。元々は青い宝石全般の鉱石のことをそう呼んでいた歴史があります。ラピスラズリもこのサファイアの呼び名でした。
主に、ロイヤルブルーの色をしているのが特徴ですが、現在、サファイアと呼ばれている宝石は、必ずしも青いとは限りません。パパラチア(サファイアの一種)はピンクっぽいオレンジ色をしています。他にもイエロー、パープルなどの鉱物もサファイアとして数えられています。
宝石として誕生したのは8世紀以上も前で、古代ヨーロッパなど広く世界に伝わりました。ミャンマー、中国、オーストラリアなど、いくつかの国々で産出される宝石です。そのため、産出国によって色や透明度が異なり、カシミールやミャンマーのサファイアが市場では人気が高く、深い色合いをしています。最近では、質の低い(透明度やギウダ色)石を昔から使われている熱処理によって見た目を良くする方法が使われています。
サファイアには特別な意味が込められていて、「慈愛」や「誠実」です。その色合いから人を救済する意味合いが込められるようになったことが歴史からも分かります。
近年は、宝石として保管したりするだけでなく、指輪やペンダントにして売られているケースが多いでしょう。
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ルビーとサファイアとの違いを紹介しました。
燃えるような赤色と静かな青色、まったく違うようでいて成分の99%以上が同じということなんですね。宝石の中にはこれらルビーとサファイアのように、含まれる成分の違いで多彩な色の種類があるものも少なくありません。
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