【2021年最新版】ロレックスの購入制限や抜け道について

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2019年11月からスタートしたロレックスの購入制限。免税店以外のすべての国内ロレックス正規店で実施されています。

購入制限の目的としては、転売を抑止し、本当に購入したいユーザーにロレックス製品が届くようにすることです。

しかし購入制限の施策開始以降もロレックス需要の高まりは続き、人気モデルを正規店で購入するのは至難の技です。

今回は2023年最新のロレックスの購入制限について、指定モデルや条件など詳しく解説。

そして制限とはいえど実は「抜け道」があるともいわれており、そういった疑問にも触れていきます。

ロレックスが導入している購入制限とは?

ロレックスの購入制限が始まって早3年以上が過ぎました。

もしも購入制限がなく転売品が市場へ無制限に溢れてしまうと、さまざまな問題が起こります。

流通量が安定しなくなる、偏った買い占めで幅広い人の手に渡らない。

何よりロレックス=転売」というイメージが付くとブランド価値が下がってしまいます。

購入制限を導入したことで、転売目的で購入する人ではなく、本当に欲しい人にも正規店で購入するチャンスが増える可能性があります。

購入のチャンスが平等となり、かなりの転売を減らすこともでき、購入制限は然るべき施策ではないでしょうか。

2023年1月時点でのロレックス購入制限の最新情報をまとめます。

購入制限対象リスト

現在、購入制限対象になっているモデルは以下です。

●コスモグラフデイトナ Ref.116500LN

●シードゥエラー Ref.126600

●シードゥエラー ディープシー Ref.126660、Ref.136660

●サブマリーナ Ref.124060

●サブマリーナ デイト Ref.116610LN、Ref.116610LV、Ref.126610LN、Ref.126610LV

●GMTマスター2  Ref.126710BLNR、Ref.126710BLRO、Ref126720VTNR

●エクスプローラー1  Ref.124270、Ref.214270

●エクスプローラー2 Ref.216570、Ref.226570

●エアキング Ref.126900

オールステンレスでどれも人気が高いモデルです。

ちなみにコンビモデルや無垢モデルは制限の対象外となっています。

購入制限対象モデルは需要と供給状況によって入れ替わりがありますが、今回はこれまでリストに入ったことのなかったエアキングが初めて購入制限対象となりました。

指定モデルがモデルチェンジした場合、従来モデルだけでなく後続モデルもリストに追加されることになります。

購入制限の条件

ロレックスの購入制限の条件です。このルールは予告なく変更になることがあります。

対象モデルを購入後、同じモデル購入は5年間不可。※文字盤違いも含める

対象モデルを購入後、別の対象モデルは1年間購入不可。

顔写真入りの身分証明書提示が必須 ※パスポートのみは不可

●制限に対する同意書への署名

購入の際に提示する顔写真付きの身分証明書は、すべてのロレックス国内正規店でデータ共有をしています。

ロレックス購入制限の抜け道とは

そんなロレックスの購入制限がありながらも、実は「抜け道」「解除」と呼ばれるものがあります。

購入制限期間が年単位ともなると長く感じられることから、購入制限の抜け道について考える方は多いようです。

抜け道とは:家族が正規店で購入する

抜け道といわれているのは、夫や妻といった家族、または知人を連れていき、その方の身分証明書を使って購入する方法です。

購入制限は、要するに正規店が「身分証明書」を用いて顧客管理を行っています。

購入制限対象モデルを買った後でも、自分以外の誰かに頼むという簡単なやり方で購入制限を突破できるのです。

夫、妻、知人などご本人とその場で提示する身分証明書が一致しなければいけませんので、その方の「身分証明書」のみでは購入できませんので注意です。

購入制限の抜け道についての疑問

自分以外の身分証明書を使った購入制限の抜け道は、ルール上問題はないとされていますが、とある疑問が浮かぶのではないでしょうか。

「身分証明書とその本人」のみを準備できれば、家族や知人といった関係に限らず、個人的にアルバイトを雇うなどすれば購入制限の抜け道が何度も利用できてしまいます。

ロレックスの換金性の高さは当然注目されやすいため、この抜け道をビジネスや転売目的で乱用する個人や業者が多数いるのが実情です。

転売防止策ではあるものの、あくまでも購入制限であるため、転売目的のユーザーからしたらいくらでもやりようがあるというわけです。

ロレックスが購入制限を施策したそもそもの目的は、転売屋を排除しより多くの消費者にロレックスを流通させること

抜け道を頻回に使うケースとなれば本来のロレックスの意思に反する行為であり、本末転倒でしょう。

購入制限の抜け道については常識的な範囲で考えるべきです。

一個人がロレックスを売って利益を得るだけなら何の問題もありません。

購入制限以外のモデルについて

購入制限モデルはニーズの高さを反映しているため、当然高値で取引されています。

そしてロレックスには購入制限以外でもプレミア価値があるモデルが多数あります。

購入制限はステンレスモデルが現状すべてを占めていますが、それ以外の金無垢モデルやコンビモデルといった他の素材も穴場なのです。

需要と供給のバランスによって除外されたり追加されたりする購入制限ですが、現状リストに入っていなくとも相場が高騰しているモデルの場合いつ購入制限リスト入りするかわかりません。

購入制限モデルとなるとハードルが高くなりますから、狙えるうちに購入制限以外のモデルを入手しておくのもおすすめです。

今回はその一部を紹介し、弊社での買取価格を参考までに掲載いたします。

ステンレス以外も強いデイトナ

現状のロレックス人気の中心はやはりデイトナ。

ステンレススチール素材以外でもデイトナ相場は全体的に強く、まず目を付けておくべきシリーズです。

特にオイスターフレックスモデルの相場の高さが目立ちます。

Ref.116518LN YG/ゴールデン×ブラック

【定価】¥3,566,200

【参考買取価格】新品:~¥5,000,000、中古:~¥4,700,000

Ref.116519LN WG/スチール×ブラック

【定価】¥3,741,100

【参考買取価格】新品:~¥4,900,000、中古~:¥4,600,000

Ref.116515LN RG/チョコレート・ブラック

【定価】¥3,741,100

【参考買取価格】新品:~¥5,000,000、中古:~¥4,700,000

Ref.116508 YG/グリーン

【定価】¥4,602,400

【参考買取価格】新品:~¥6,600,000、中古:~¥5,500,000

ミルガウス Ref.116400GV/SS/Zブルー

耐磁性の高さがポイントで、2007年にコレクションに復活したミルガウス。

シンプルながらロレックスっぽくない外したデザインと、Zブルーの独特な青みの美しさに魅了されます。

生産中止が噂され、入荷される数も減少しているとのことです。

もしディスコンとなれば、価格が跳ね上がることは間違いありません。

スポーツモデルの中では求めやすい価格で、おすすめできるモデルです。

【定価】¥1,109,900

【参考買取価格】新品:~¥1,400,000、中古:~¥1,300,000

スカイドゥエラー Ref.326934/WG/SS/ブルー

根強い人気があるスカイドゥエラーですが、これまで購入制限モデルに入ったことがありません。

2012年にハイエンドシリーズとして誕生した当時は金無垢モデルがメインでしたが、万人受けし使いやすいステンレス仕様のモデルが2017年に登場しました。

そのようなスポーツウォッチらしさが強いデザインはやはり人気で、なかでもRef.326934に限っては購入制限モデルに入ってもおかしくない高相場です。

白・黒・青文字盤の中では青が圧倒的人気なため、白黒に比べて相場が高くなっています。

【定価】オイスターブレス:¥1,857,900/ジュビリーブレス:¥1,882,100

【参考買取価格】新品:~¥2,900,000、中古:~¥2,600,000

どんなロレックスも業界最高値で買取。ロレックスのことならお任せください。

ロレックスの購入制限についての概要、抜け道、購入制限外モデルについてまとめました。

購入制限モデルを買うのは簡単ではありませんが、それ以外にも注目すべきモデルがロレックスにはたくさんあります。

ロレックス相場は全体的に下がっている傾向ですが、モデルによっては相場高騰が大いに期待できます。

ウォッチニアン買取専門店は、時計とブランドに精通した鑑定士がお持ちのロレックスを最大限評価いたします。

無料査定やご相談などお気軽にお問い合わせください。

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