ロレックスの資産価値は?今後注目の値上がりモデルや価値

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時計

ロレックスといえば、成功者が身に着ける時計ブランドとして知られていますが、一方で「資産として所有する」という方もいます。

ロレックスの時計によっては、購入時よりも値上がりするモデルもあり、資産価値の伸びは十分期待できます。

とはいえ、必ずしもロレックスの時計すべてに資産価値があるとは限りません。

そこで、今回はロレックスの資産としての価値や注目すべきモデル、今後の値動きなどについて詳しくご紹介します。

近年ロレックスは値上がり傾向に

近年、ロレックスは値上がり傾向にあります。

もともと、ロレックスはどのモデルも長年需要が高い状況でした。

しかし、2016年以降は特に、ロレックスの人気がさらに高まっていて、2021年は過去最高の買取額を出したモデルがあり、注目を集めました。

ロレックスは中古でありながら、定価以上の買取価格が付くことも珍しくなく、「資産」として所有する方も少なくありません。

今後資産価値が高まる可能性が高いロレックス

今後、資産価値が高まる可能性が高い、と考えられるロレックスをご紹介します。

具体的なモデルについて見ていきましょう。

ロレックス デイトナ 116520

今後資産価値が高まる可能性が高い、と考えられるロレックスのモデルが「ロレックス デイトナ 116520」です。

2020年現在、同モデルは製造終了していて、中古でしか入手できません。

「ロレックス デイトナ」はもともと人気が高いうえ、「ロレックス デイトナ 116520」は希少価値が高いモデルです。

同モデルは、2017年の相場が180万円程度であったのに対し、2021年は約240万円もの値が付いたこともあります。

ロレックス GMTマスター 16750

今後資産価値が高まると見られるモデルの一つが「ロレックス GMTマスター 16750」です。

同モデルは1980年ごろ~1988年ごろまで製造されていたモデルで、現在は製造終了しています。

「ロレックス GMTマスター 16750」は、近年のロレックスのモデルにはない独特のデザインが特徴で、時計ファンの憧れです。

近年、同モデルの人気は目を見張るものがあり、「ヴィンテージ感」がロレックスファン以外からも注目を集めています。

ちなみに、「ロレックス GMTマスター 16750」の相場は、2021年現在で120万円~130万円です。

ロレックス エクスプローラーI 14270

資産価値の上昇が期待できるロレックスのモデルが「ロレックス エクスプローラーI 14270」です。

同モデルは、ロレックスの定番時計が高騰しすぎたことで、「入手しやすいモデル」として近年じわじわと人気が高まってきています。

また、「ロレックス エクスプローラーI 14270」は、俳優が人気ドラマの作中で着用していたモデルでもあり、知名度の高い時計です。

なお、同モデルは1990~2000年のあいだに製造されたものであり、現在は生産されていません。

2021年現在、「ロレックス エクスプローラーI 14270」の相場は50~70万円程度ですが、今後高騰することが考えられます。

ロレックス GMTマスターII 116710BLNR

ロレックスの資産価値という点で目が離せないのが「ロレックス GMTマスターII 116710BLNR」です。

もともと、GMTマスターIIシリーズは、ロレックスの中でも人気の高いものでした。

中でも「ロレックス GMTマスターII 116710BLNR」は、近年需要が上昇し続けているモデルです。

同モデルは不況などの社会情勢の影響を受けることなく、高い価値を維持し続けています。

ちなみに、「ロレックス GMTマスターII 116710BLNR」の相場は、2017年時点で約90万円であったのに対し、2021年現在約170万~180万円にまで高騰しています。

ロレックス サブマリーナ デイト 16800(前期型)

今後、資産価値の上昇が期待できるロレックスが「ロレックス サブマリーナ デイト 16800(前期型)」です。

同モデルは1980~1986年という短期間の生産であったことから、コレクション目的の需要が高めです。

「ロレックス サブマリーナ デイト 16800」は、前期型に限りフチなしインデックスを採用しています。

また、逆回転防止ベゼルを採用したりしていて、ハイクオリティモデルでもあります。

同モデルは、2021年現在では70~80万円ほどの買取金額となっております。

ロレックス シードゥエラー 116600

ロレックスを資産として所有するのであれば、見逃せないのが「ロレックス シードゥエラー 116600」です。

同モデルは1,220m防水といったハイスペックな機能が搭載されています。

また、生産期間はわずか3年と、希少価値が高いモデルです。

かつて、「ロレックス シードゥエラー 116600」は、もともとはあまり話題に上ることはありませんでした。

しかし、2017年に斬新なデザインのモデルが生産され、大きな反響を呼んだのをきっかけに、「シードゥエラー 126600」を始めとしたシードゥエラーシリーズが改めて評価されるようになりました。

なお、「ロレックス シードゥエラー 116600」の2021年の買取相場は140万~160万円ほどです

ロレックス シードゥエラー 16660(通称:トリプルシックス)

今後、資産価値が上昇すると見られるロレックスが「ロレックス シードゥエラー 16660(トリプルシックス)」です。

同モデルは、シードゥエラーシリーズの2世代目にあたる時計です。

また、1,220m防水や逆回転防止機能などが搭載されています。

ロレックス シードゥエラー 16660は、初代よりも「ヘリウムエスケープバルブ」が大きく、さらにガラスをサファイヤクリスタルへと変更しています。

※ヘリウムエスケープバルブ=時計内からヘリウムを追い出す仕組み。ダイバーズウォッチで高い防水性を実現し、時計を壊さないために必要な機能。

同モデルの相場は、フチなしバージョンで約100万円、フチありで約65万円です。

ロレックス エクスプローラーII 216570

今後、資産価値が高まると予想されるロレックスが「ロレックス エクスプローラーII 216570」です。

同モデルは、2011年に生産された「エクスプローラーII」の第四世代にあたります。

「ロレックス エクスプローラーII 216570」は、24時間針及びメタルベゼルを採用していて、昼夜表示や第二時間帯表示できることが特徴です。

※第二時間帯表示=時差のある他の都市の時刻を示す機能。GMTと呼ぶこともある。

同モデルは、2020年4月現在でも販売されていますが、生産終了の噂が広がったことにより、2019年から突然価格が高騰しました。

「ロレックス エクスプローラーII 216570」の2021年時点の買取相場は110~120万円ほどです。

ロレックス エクスプローラーII 16570

ロレックスを資産目的で所有するのであれば、「ロレックス エクスプローラーII 16570」も見逃せません。

同モデルは、1991年からおよそ20年にも渡って生産された時計です。

「ロレックス エクスプローラーII 16570」は、生産量が多かったこともあり、比較的安価で購入できるロレックスとして知られていました。

しかし、同モデルは、近年ゆっくりと需要が高まり、それに伴い価格も高騰しています。

「ロレックス エクスプローラーII 16570」の2021年の買取相場は65~75万円ほどになります。

ロレックス ヨットマスター 116622

今後資産価値が高まる、と考えられるロレックスの一つが「ロレックス ヨットマスター 116622」です。

同モデルは、スポーツウォッチでありながら、ゴールドやプラチナを採用したセレブ層向けの時計です。

「ロレックス ヨットマスター 116622」は、2012~2019年と生産期間は7年で、比較的流通量の多いモデルです。

しかし、近年需要が大きく高まり、2017年以降値上がり傾向にあります。

2021年の買取相場は115~125万円ほどになるでしょう。

人気が高まるロレックスの特徴

人気が高まるロレックスにはいくつか特徴があります。

具体的な特徴について、以下からの内容をご覧ください。

ステンレススティール素材

人気が高まるロレックスの特徴の一つが、「ステンレススティール素材」を使用していることです。

ステンレススティール素材を使用した時計は、高級な貴金属を使用したモデルよりも需要が高い傾向にあります。

なぜなら、貴金属を使用した時計は、値段の変動が大きいからです。

ステンレススティール素材の時計は、比較的売れやすいこともあり、買取業者は積極的に買取します。

スポーツモデル

人気が高まるロレックスは、「スポーツモデル」が中心です。

ロレックスのスポーツモデルとは、特定の用途に向けて作られた時計です。

例えば「ダイバー向け」「モーターレーシング用」が挙げられます。

また、ロレックスは「スタンダードモデル」として、デイトジャストやオイスターケースを採用したドレスウォッチも製造しています。

いずれもハイクオリティ時計であることに変わりはありませんが、需要で見ると「スポーツモデル」のほうが高めです。

資産としてロレックスを購入するのであれば、スポーツモデルを選ぶことをおすすめします。

生産終了している

人気が高まるロレックスの特徴の一つに、「生産終了しているモデル」があります。

ロレックスは生産終了すると、価格が高騰する傾向にあります。

過去に「生産が終了するのではないか」と噂が広がっただけでも、価格が高騰したケースもあるほどです。

ロレックスのアンティークは近年高騰傾向にあり、投資目的で購入する方も少なくありません。

また、生産期間が短かかったモデルは希少価値も高く、買い手も付きやすいことから、需要があり価値も高くなります。

ロレックスの価値が下がったケース

ロレックスは人気が高まるモデルが多いものの、一方で価値が下がったケースもあります。

どのようなきっかけで、ロレックスの価値が下がったのでしょうか。

1980~1990年代のアンティークウォッチブーム

ロレックスの価値が下がったケースとして挙げられるのが、「アンティークウォッチブーム」です。

1980~1990年代は、アンティークウォッチの需要が高まった時代です。

1940年代に生産された「バブルバック」や「プリンス」などは、アンティークウォッチブームで人気を博しました。

しかし、メーカーからの部品供給はすでに終わっていて、修理が難しかったのです。

さらに、バブルバックやプリンスなどの古い時計は、不具合も多く、次第に需要が下がってしまいました。

1990年代の「ヨットマスターロレジウムRef.16622」の登場

ロレックスの人気モデルである「ヨットマスターロレジウムRef.16622」は、一時期急激に価格が下がったことがあります。

1990年代に「ヨットマスターロレジウムRef.16622」が登場した当時、あまりの人気ぶりに、同モデルの価格が急騰しました。

その後、同モデルは一気に価格が低下し、次第に一定の価格を保つようになります。

「ヨットマスターロレジウムRef.16622」の価値そのものが低下したわけではないものの、急騰から、価格が落ち着いたときの差が大きく、同モデルの価値の振れ幅が大きく驚かれたことがあったのです。

2008年のリーマンショック

ロレックスの価値が下がったケースの一つが、「リーマンショック」です。

2008年の世界的大不況であるリーマンショックは、ロレックスにも影響を及ぼし、相場が大きく下がりました。

とはいえ、ロレックスの価格がリーマンショックによって下がった後、2~3年ほどでかつての相場に戻っています。

その後も、価値が高まり続けるモデルは増え、2020年現在は多くのロレックスの時計が資産価値をキープしています。

まとめ|ロレックスを売るならウォッチニアン買取専門店まで

今回は、資産価値が高まると考えられるロレックスの時計や、人気が高まるロレックスの特徴、価値が下がったケースなどについて詳しくご紹介しました。

時計は単にファッションの一貫で身に着けるだけではなく、資産を目的に購入されるケースも少なくありません。

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