【2021年版】オメガ買取価格ランキングTOP10|今後注目のモデルは?
日本国内でも高い人気と知名度を誇るオメガ。
リユース時の買取価格としては、20~30万円ほどが主流です。
ところが100万円を超える高額買取や、リセール率100%を超えるプレミアモデルも少なくないのです。
中にはあの「デイトナ116500LN」を上回るモデルも・・・!?
今回は、オメガの買取実績を元に、買取価格をランキング形式で発表していきます。
オメガ買取ランキング
ランキングについて、下記のとおり条件を揃えて集計しました。
・状態はAランクの中古品
・ハコや保証書などの付属品完備
オメガの買取で注目していただきたいのは、「希少性(限定〇〇本など)」と「ムーブメント」そして「製品リリースの背景」です。
まず生産数の限られた限定モデルは、将来的に値上がりの可能性が大きいです。そして、ムーブメントはスピードマスターについていえば、正統派ムーンウォッチである手巻きの方が好まれる傾向にあります。
また製品リリースに至った背景も重要なポイントでしょう。
加えて"パンダ文字盤"などトレンドを押さえたモデルにも高額買取が付きやすいことがわかりました。
ランクインしたモデルはリセール率もロレックス並みに高いものばかりですので、注目してご覧ください。
またデータのあるモデルについては、販売価格の推移グラフも載せております。
1位:スピードマスター プロフェッショナル スヌーピーアワード
型番 |
3578.51.00 |
買取価格(最高値) |
¥2,090,000-(2021年6月) |
定価(税込) |
¥367,500- |
リセール率 |
568.7% |
買取価格TOPはスピードマスター プロフェッショナル スヌーピーアワード。
買取価格は209万という高額買取ですが、驚くべきはそのリセール率です。568.7%というあのデイトナ116500LNも真っ青の数字。
こちらのスヌーピーアワードは2003年に限定5441本で発売されましたが、当時は今のような人気はありませんでした。
それがスヌーピーアワードへの注目の高まりとともに、2017年ごろから徐々に値を上げ、現在は200万円を超えるところまで高騰しております。
その理由としては、こちらのモデルが「ただのコラボモデルではない」ことが挙げられるでしょう。
「アワード=受賞」という言葉が示すとおり、こちらはオメガが1970年に「シルバースヌーピーアワード」を受賞したことをきっかけに誕生したモデルなのです。
スヌーピーアワードとはNASAの宇宙開発計画において、成功と安全に貢献した人や企業に贈られる名誉ある賞のこと。
NASAは安全なミッション成功のシンボルとして世界的キャラクターのスヌーピーを選んだそうです。
1969年にアポロ11号による人類初の月面着陸でともに月へ降り立ったスピードマスター。
これらモデル誕生の歴史的ストーリーを考えれば、今の価格高騰にも納得できるでしょう。
2位:スピードマスター ムーンウォッチ シルバー スヌーピー アワード
型番 |
310.32.42.50.02.001 |
買取価格(最高値) |
¥1,810,000-(2020年12月) |
定価(税込) |
¥1,133,000- |
リセール率 |
159.6% |
第2位は受賞50周年を記念して2020年に発売されたスピードマスター ムーンウォッチ シルバー スヌーピー アワードです。
スヌーピーアワードシリーズとしては3作目になりますが、2015年に発売された2作目の45周年記念モデル(定価:766,800円/限定:1970本)も現在では買取価格250~300万円まで高騰しており、こちらの"シルバー スヌーピー アワード"もいっそうの値上がりが予見されます。
デザインを見ても、青ベゼル&白/青文字盤と爽やかで日本人好みのテイスト。
ただし過去の2モデルとは異なり「非限定モデル」であることから、販売期間によっては流通量が増え、価格が伸びない可能性もございます。
今後の値動きを見ていくうえで、販売期間は重要なポイントでしょう。
3位:シーマスター ダイバー300M 007エディション
型番 |
210.90.42.20.01.001 |
買取価格(最高値) |
¥1,050,000-(2020年2月) |
定価(税込) |
¥1,089,000- |
リセール率 |
96.4% |
3位は2021年公開の「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」で"ボンドウォッチ"に採用されたシーマスター ダイバー300Mです。
1995年公開の「007ゴールデン・アイ」以降、実に20年以上も「ボンドウォッチ」に採用されていることは、オメガ時計の信頼性の高さを物語っています。
リセール率もスヌーピーアワードにこそ及びませんが、96.4%という高い数字です。
価格推移
2020年4月と比較すると10~15万程度値下がりはしていますが、他のボンドウォッチを見ても大きな下落はあまり見られませんので、このまま定価の90~100%を維持していくのではと考えられます。
4位:スピードマスター アポロ11号 50周年記念
型番 |
310.20.42.50.01.001 |
買取価格(最高値) |
¥1,010,000-(2021年3月) |
定価(税込) |
¥1,133,000- |
リセール率 |
89.1% |
4位は2019年にアポロ11号の月面着陸50周年を記念して発表されたスピードマスター アポロ11号 50周年記念モデルです。
インデックスや針、ベゼルには18金ムーンシャインゴールドというオメガ独自のゴールド素材が使用されており、重厚なデザインも秀逸。
6969本の限定生産です。
価格推移
過去2年間の価格推移は乱高下も見られますが、50周年というアニバーサリーモデルで、限定生産ということを考えても、大きく値崩れする可能性は低いです。
こちらもリセール率90~100%をキープして推移するのではないでしょうか。
5位:スピードマスター 東京2020限定 白/黒
型番 |
522.30.42.30.04.001 |
買取価格(最高値) |
¥1,000,000-(2021年5月) |
定価(税込) |
¥693,000- |
リセール率 |
144.3% |
5位はスピードマスター 東京オリンピック限定モデル。
オリンピック限定モデルの中で最も注目度の高いのがこちらのパンダ文字盤です。
ロレックスのデイトナでご存じの方も多いと思いますが、白/黒のパンダ文字盤は人気が高く、ブランド問わず時計業界のトレンドとなっております。
価格推移
オリンピックモデルの中でもこのモデルの値動きは特別でした。
販売直後からリセール率100%以上で取引され、2020年7月ころからさらに上昇。
2021年7月現在ではリセール率140%を超えて100万円という価格で買取されております。
トレンドを押さえたパンダ文字盤という点に加え、2020本という限定生産。
今後さらに価格上昇する可能性も十分ございます。
6位:シーマスター 300 スペクター007
型番 |
233.32.41.21.01.001 |
買取価格(最高値) |
¥850,000-(2021年2月) |
定価(税込) |
¥825,000- |
リセール率 |
103% |
6位はダイバー300M に続いてボンドウォッチのシーマスター 300 スペクターがランクイン。
2015年公開の「007スペクター」で採用された7007本限定の特別モデルです。
2021年現在でも定価以上の価格で取引される点を見ても、ボンドウォッチの安定した人気がうかがえます。
7位:スピードマスター スピーディ チューズデー “ウルトラマン”
型番 |
311.12.42.30.01.001 |
買取価格(最高値) |
¥800,000-(2021年2月) |
定価(税込) |
¥715,000- |
リセール率 |
111.9% |
7位はスピードマスター スピーディ チューズデー “ウルトラマン”です。
この「ウルトラマン」というユニークなネーミングは愛称などではなく正式名称。
1971年のTVドラマ「帰ってきたウルトラマン」で登場した時計をベースに作られているんですね。
2018年に2012本限定で発売されましたが、わずか2時間でネット予約完売になったというレアモデルです。
ところでウルトラマンとともに気になるのが「スピーディ チューズデー」という名称。
英語表記では「#SpeedyTuesday」となり、毎週火曜日にSNS上でスピードマスターファンが画像投稿する際のハッシュタグが由来です。
これが始まったのが2012年だから2012本限定というわけです。
SNS上のコミュニティをモデル名に冠するあたりに、オメガのファンを大切にする精神が表れていますね。
価格推移
2021年3月まで安定した値動きでしたが、4月を境に30万円以上も高騰しております。
はっきりとした理由はわかりませんが、「スピードマスターシリーズ」自体が値上がり傾向にあることがひとつ。
あとはオメガの販促活動が巧みな点も理由に挙げられるでしょう。
スヌーピーアワードや50周年記念モデル、ボンドウォッチなどファンを飽きさせない商品展開が上手な印象です。
今回のスピーディ チューズデー “ウルトラマン”もSNSを中心とした話題作りが価格上昇の一旦と見られます。
8位:スピードマスター ムーンウォッチ グレーサイドオブザムーン
型番 |
311.63.44.51.99.001 |
買取価格(最高値) |
¥775,000-(2019年4月) |
定価(税込) |
¥1,749,000- |
リセール率 |
44.3% |
8位はスピードマスター ムーンウォッチ グレーサイドオブザムーン。
アポロ11号による月面着陸の際に収集された「月塵」からインスピレーションを得たといわれています。
独特なグレーの文字盤は「メテオライト」と呼ばれる隕石を素材とする鉱石。
インデックスや針、ベゼルには赤みのある18金セドナゴールドが使用されています。
リセール率は44.3%と今回ランクインした中では低めですが、それでもオメガ全体で見ると平均クラスです。
9位:スピードマスタームーンウォッチプロフェッショナル
型番 |
311.30.42.30.01.004 |
買取価格(最高値) |
¥705,000-(2019年12月) |
定価(税込) |
¥430,500- |
リセール率 |
163.8% |
9位は価格の急上昇で注目度を高めるスピードマスタームーンウォッチプロフェッショナル、通称「タンタンモデル」。
タンタンとは、映画にもなった海外漫画「タンタンの冒険」のことで、主人公タンタンたちが冒険の際に登場したロケットが赤白のチェック柄だったことに由来しています。
限定生産ではありませんが生産本数は2000本にも満たないといわれており、レアモデルとなっております。
リリースされた2013年から2017年ごろまでは定価の半分程度で取引されていましたが、2018年から徐々に値上がりし、現在ではリセール率160%を超えるほどの高騰。
機能面でも「キャリバー1861」を搭載した正統派ムーンウォッチですので、今後さらなる値上がりも見込まれます。
10位:スピードマスター 東京2020限定 グレー/赤
型番 |
522.30.42.30.06.001 |
買取価格(最高値) |
¥630,000-(2021年6月) |
定価(税込) |
¥693,000- |
リセール率 |
90.9% |
10位はスピードマスター 東京オリンピック限定モデルのグレー/赤文字盤がランクインしました。
赤ベゼルとサンブラスト加工されたグレー文字盤が日の丸を連想させ、日本を象徴するアイコニックなデザインとなっています。
価格推移
2021年3月までは46~55万円ほどの買取でしたが、オリンピック開催が決定した3月末から徐々に価格が上昇しています。
赤文字盤と並ぶ人気なのが青文字盤で、こちらも2021年7月現在で60~62万円ほどの買取相場となっており、オリンピック限定モデルへの注目が高まっているようです。
いずれのカラーも2020本の限定生産ですので、将来的により値上がりする可能性も十分ありますね。
まとめ|オメガを売るならウォッチニアン買取専門店まで
オメガ時計の買取価格ランキングをご紹介しました。
買取専門店「ウォッチニアン買取専門店」ではオメガを高価買取中です。
時計の市場価格に精通した経験豊富な鑑定士がお客さまの大切なお品物を1点1点丁寧に査定し、高価買取を目指します。
買取金額はどこよりも自信がございます。
査定だけでもお気軽にお申し付けくださいませ。
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