9月の誕生石サファイア|意味と石言葉や価値

ジュエリー・宝石

ダイヤモンド、エメラルド、ルビーと並んで「四大宝石」の一つとして数えられているサファイア

知性を感じさせる青い輝きは、多くのジュエリーとして世界中の人々に愛されています。

サファイアは9月の誕生石としても知られ、石の持つ意味や効果も魅力のひとつ。

今回は青い宝石の代表格であるサファイアについて、意味や石言葉、価値などをお話します。

9月の誕生石サファイア|意味や石言葉

古代ペルシャでは、サファイアは「大地を支える石」と考えられていました。それは煌めく青さから世界は巨大なサファイアの上に乗っており、空が青いのはサファイアの色を反映しているからだと考えられていたためです。

また、旧約聖書の出エジプト記の中では、神がモーゼに授けた十戒の2枚の石版が、サファイアでできていたといわれています。そこから、サファイアは賢者と聖職者に相応しい石とされ、12世紀以降のヨーロッパでは、聖職者の右手には聖なるシンボルとしてサファイアの指輪が輝いていました。

太古の昔から人々を魅了してきたサファイア。

石言葉としては、

・誠実

・慈愛

・真実

・貞節

・成功

などがあります。

これらの石言葉は、聖職者の神への献身を表すシンボルとしてサファイアが扱われてきた歴史的背景にも関係があるでしょう。

またサファイアは「平和への祈り」「一途な想いを貫く」そしてダイヤモンドに次ぐ硬度の高さから「堅固な愛」などの意味を持つ宝石でもあります。

石の力としては、色欲や不純な考えを遠ざけ、穏やかで安らかな心を持つといわれ、真実と献身と意志の強さを与えるといわれています。

サファイア|由来や和名

サファイアといえば多くの人が真っ先に青い輝きをイメージするように、名前の由来もラテン語で「青色」を意味する「sapphirus(サッピルス)」、ギリシャ語の「sappheiros(サピロス)」から来ています。

和名では青い宝石を意味する「蒼玉(せいぎょく)」と呼ばれます。

サファイアという呼び名ですが、中世までは青い石全般に用いられており、主にラピスラズリ(和名:瑠璃)を指す言葉でした。

また赤い宝石の代表格であるルビーも中世までは、レッドスピネルやガーネットなど赤い石全般を表していました。

18世紀に入って鉱物学が科学の一分野として確立され、サファイアとルビーが共に「コランダム」という同じ鉱物種に属することが明らかとなったのです。

青だけじゃない?サファイアの特徴や種類

名前の由来がそうであるように、サファイアといえば青色。

しかしサファイアが属するコランダムという鉱物には「ピンク」「イエロー」「グリーン」など実にさまざまな色があり、赤いルビーと青いサファイアを除く宝石を「ファンシカラーサファイア」と呼びます。

純粋なコランダムは無色透明なのですが、そこに不純物が混じることによって、色とりどりの宝石となるわけです。

サファイアの特徴としては硬度の高さが挙げられます。これは数ある鉱物の中でもダイヤモンドに次ぐ硬さで引っ掻き傷には非常に強いです。

割れにくさを表す靭性も高いため、普段使いするには最適な宝石といえるでしょう。

現在市場で出回っているサファイアの9割以上は、色を良くしたりインクルージョン(内包物)を除去するために加熱処理が施されていますが、そんな中で非加熱の天然サファイアの希少性は高く、非常に高額で取引されています。

購入される際は鑑別書の記載をよく確認するとよいでしょう。

サファイアの買取価格

サファイアの価値は産地と品質によって幅がありますが、「ロイヤルブルー」でも知られるミャンマー産ですと、1ctあたり5万円、5ctで65万円、10ctを超えるものになると200万円もの値が付くこともあります。

最も高品質とされるのがカシミール地方(インドとパキスタン国境付近)で採れる「コーンフラワーブルー」と呼ばれるもので、高いものだと1000万以上ものによっては2000万円もの価格になります。

最も古い産地のひとつであるスリランカ産のサファイアは比較的ポピュラーですが、こちらは1ctあたり3万円、3ctあたりで13万円、5ctだと33万円ほどが相場となります。

サファイアリング【買取価格:22,000円】

サファイア:1.57ct

サファイアの価値を決めるうえでカラットとともに重要なのがカラーです。

薄かったり浅い色味、また濃すぎたり暗い色味でも評価は低くなります。

まとめ

今回はサファイアの意味や石言葉についてお話しました。

「誠実」「慈愛」や「一途に想いを貫く」という意味から、花嫁が持つと幸運をもたらすともいわれ実際に結婚指輪としても適しており、結婚指輪だけでなく大切な人への贈りものとしても最適な宝石です。

知名度が高いからこそ見過ごされがちですが、皆さんもこれを機にサファイアの魅力を再発見してみてはいかがでしょうか。

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