【2021年版】入手困難!レアなロレックスモデルランキング

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時計

ステータス時計として人気のロレックス。高い価値を持つモデルは投資商品として購入する方もいるほどです。

中にはなかなかお目にかかれない入手困難なレアなモデルも存在し、これらは買取市場では定価をはるかに上回る価格で取引されることも珍しくありません。

この記事では、ロレックスの中でも入手困難なモデルの2021年度版最新ランキングと、各モデルの特徴についてまとめています。

また、定価の値上がりが市場にどれほど影響するのか、今後の動向についても考察していますので、最新のロレックス事情を知りたい方は参考にしてみてください。

【2021年】ロレックス入手困難ランキング

順位 モデル名
1 デイトナレインボー【116595RBOW】
2 デイトナ オイフレ メテオライト【116519LN MET/18LN/15LN】
3 デイトナ金無垢メテオライト【116509/116508/116505】
4 デイトナYGグリーン文字盤【116508】
5 デイトナオイフレ スチール/ブラック【116519LN】
6 コスモグラフデイトナ アイスブルー【116506】
7 オイスターパーペチュアル41/36 ターコイズ【124300】
8 GMTマスター2赤青メテオライト【126719BLRO MET】
9 コスモグラフデイトナ ブラック【116500LN】
10 GMTマスターII バットマン【126710BLNR】
11 GMTマスター2茶黒コンビ【126711CHNR】
12 サブマリーナ グリーン【126610LV】
13 GMTマスターII ペプシ【126710BLRO】
14 スカイドゥエラー ブルー【326934】
15 サブマリーナデイト黒文字盤【126610LN】

ロレックスがここまでの知名度を上げている理由は、その歴史の長さも関係しています。ただし歴史が長いというだけでは、歴史のある高級時計ブランドは他にもあるのは誰しもが知るところです。

ではなぜ、ロレックスは特別なのでしょうか。その秘密は「オイスターケース」「パーペチュアル」「デイトジャスト」といった、ロレックスの3大発明にあります。 ロレックスは特許技術も多く取得しており、創業初期より革新的な技術を生み出し腕時計業界を牽引してきたことでも知られているのです。

入手困難モデルの特徴

ロレックスの入手困難モデルの特徴をランキング順に見ていきます。なお、こちらで掲載している税込定価は、2021年10月20日現在のものです。

また公式サイトで公表されているユーロ価格の円換算は、同年同月同日のレート1ユーロ=133円で計算しています。

デイトナレインボー(116595RBOW)

【型番】116595RBOW

【文字盤】ブラック×シャンパンカラー

【素材】エバーローズゴールド

【ムーブメント】Cal.4130

【定価(税込)】11,394,000円~55,000,000円

※公式サイト未掲載のため、最新価格は不明

「デイトナレインボー」は、通常のルートでは入手不可能ともいわれるデイトナの最上級モデルです。ベゼルには、36個のバゲットカットサファイアがレインボーカラーのごとく配置されており、とても華やか。さらにはリューズ周りにもラウンドブリリアントカットされたダイヤモンドがちりばめられ、ゴージャスな作りに仕上がっています。

海外著名人や有名人の愛用者も多く、2021年8月1日の値上げ後も、その価格高騰ぶりは留まるところを知りません。ロレックス現行モデルで、入手困難度最上級ランクの付く唯一のモデルとなっています。

デイトナ オイフレ メテオライト(116519LN MET/18LN/15LN)

【型番】116519LN/116518LN/116515LN

【文字盤】メテオライト

【素材】ホワイトゴールド/イエローゴールド/エバーローズゴールド

【ムーブメント】Cal.4130

【定価(税込)】4,278,040円(32,150ユーロ)/4,118,362円(30,950ユーロ)/4,278,040円(32,150ユーロ)

「デイトナ オイフレ メテオライト」は、2021年の新作として登場した、オイスターパーペチュアルのコスモグラフです。文字盤はメテオライトにブラックダイヤル、ブレスレットには耐久性のあるオイスターフレックス(オイフレ)を使用しています。

新型ムーブメントへの移行が囁かれるデイトナにおいて、こちらのモデルは短期間で生産終了となる可能性も出てきました。

ホワイトゴールド・イエローゴールド・エバーローズゴールドの3種類の型番いずれも、今後ますます入手困難になるとも言われています。

デイトナ金無垢メテオライト(116509/116508/116505)

【型番】116509/116508/116505

【文字盤】メテオライト

【素材】ホワイトゴールド/イエローゴールド/エバーローズゴールド

【ムーブメント】Cal.4130

【定価(税込)】5,488,931円(41,250ユーロ)/5,142,962円(38,650ユーロ)/5,488,931円(41,250ユーロ)

金無垢モデルは、高級ブランドロレックスが誇るハイエンドライン。

「デイトナ金無垢メテオライト」には、ホワイトゴールド・イエローゴールド・エバーローズゴールドの3種類があります。

ステンレススチール素材モデルの人気が高いロレックスにおいて、品質の高いゴールドを使用した金無垢のロレックスモデルは、資産価値としても申し分ない存在です。

それに加えてロレックスのブランド力が加わるため、ゴールドの相場が高騰しているあいだは買い求める層が後を絶たず、入手しにくくなっていると考えられます。

デイトナYGグリーン文字盤(116508)

【型番】116508

【文字盤】グリーン

【素材】18K イエローゴールド

【ムーブメント】Cal.4130

【定価(税込)】4,590,743円(34,500ユーロ)

「デイトナYGグリーン文字盤」は、ロレックスのブランドカラーであるグリーンを文字盤に使用したアイコン的なモデルになっています。

安定した人気が見込めるデイトナであること、またブランドカラーが文字盤全面に象徴的に使われたモデルであることから、コレクターから一定の需要があり、将来的価値も高いと見てよいでしょう。

事実、2019年3月のバーゼルワールド以降、グリーン文字盤の価格は高騰し続け、一時期は金相場の高騰に伴い600万円台を記録した時期もあったといわれています。

コスモグラフデイトナ アイスブルー(116506)

【型番】116506

【文字盤】アイスブルー

【素材】プラチナ

【ムーブメント】Cal.4130

【定価(税込)】8,013,500円

※公式サイトでは「要問合せ」

デイトナ50周年の記念モデルとして2013年に発表され、日本の国民的スターが愛用していることでも知られる「コスモグラフデイトナ アイスブルー」

話題性が十分なことに加え、東京都内にあるロレックス正規店でも年に1・2本入るかどうかという入荷数なので、入手困難になるのが明らかなモデルです。

入手が難しいゆえプレミア価格になるのは必須で生産数も少なく、さらに記念モデルであることから、今後の動向から目が離せません。

デイトナオイフレ スチール/ブラック(116519LN)

【型番】116519LN

【文字盤】スチール×ブラック

【素材】ホワイトゴールド

【ムーブメント】Cal.4130

【定価(税込)】3,725,820円(28,000ユーロ)

「デイトナオイフレ スチール×ブラック」は、オイスターフレックスのラバーベルトが持つ優れたフィット感、そしてその配色のスタイリッシュさが人気のモデルです。

デイトナ オイスターフレックスにはホワイトゴールドのほかに、イエローゴールド(型番116518LN)とエバーローズゴールド(同116515LN)もあります。

正規店の定価はイエローゴールドのみ価格設定が低くなっていますが、ホワイトゴールドは今後プレミア価格が付く潜在性も秘めており、入手困難になるのではと注目を集めています。

オイスターパーペチュアル41/36 ターコイズ(124300)

【型番】124300

【文字盤】ターコイズブルー

【素材】ステンレススチール

【ムーブメント】Cal.3230

【定価(税込)】738,511円(5,550ユーロ)

2020年9月1日に発表された「オイスターパーペチュアル 41」「オイスターパーペチュアル 36」の2つの新作。従来の39mmが廃盤となり、色鮮やかなカラーバリエーションが話題となりました。

とりわけターコイズブルーは入手困難カラーとしても有名で、その難易度は正規店でSSランク、並行輸入店では中古で買取入荷したものが並ぶかどうかという具合です。

今後も相場の値上がりが予想されるため、転売目的での購入する人も多く、さらに入手困難な状況になるのは避けられないでしょう。

GMTマスター2赤青メテオライト(126719BLRO MET)

【型番】126719BLRO

【文字盤】メテオライト

【素材】ホワイトゴールド

【ムーブメント】Cal.3285

【定価(税込)】5,016,550円(37,700ユーロ)

「GMTマスター2赤青メテオライト」は、2021年4月7日の新作発表以降、従来のジュビリーブレスに加えてオイスターブレスも選べるようになったモデルです。

2018年にジュビリーブレスの同モデルが発売された際、入手困難なモデルとして知られるデイトナSS白文字盤と同じかそれ以上手に入れるのが難しいとされていました。

今回のオイスターブレスモデルの定価は、ジュビリーブレスモデルより2万円程度安価になっていることもあり、同じく入手が難しくなるのは必然ともいえるでしょう。

コスモグラフデイトナ ブラック(116500LN)

【型番】116500LN

【文字盤】ブラック

【素材】オイスタースチール

【ムーブメント】Cal.4130

【定価(税込)】1,650,006円(12,400ユーロ)

「コスモグラフデイトナ ブラック」は、2016年のバーゼルワールドで発表された、デイトナ第6世代にして最上位のモデルです。基本スペックは前世代の116520と同じですが、ベゼルがステンレスからブラックセラミックに変わり、耐久性がより高くなっています。

デイトナ116500LNは白文字盤に人気が集中している傾向もありますが、正規店での入手は白文字盤と黒文字盤どちらも非常に困難です。

新品・中古に関わらずデイトナは人気が高いため、転売目的で購入されることも多く、定価の倍近い価格で取引されるケースも珍しくありません。

GMTマスターII バットマン(126710BLNR)

【型番】126710BLNR

【文字盤】ブラック

【素材】オイスタースチール

【ムーブメント】Cal.3285

【定価(税込)】1,210,892円(9,100ユーロ)

2019年のバーゼルワールドで披露され、黒×青のバットマンカラーで親しまれている「GMTマスターII バットマン」

2013年に発表された前作のGMTマスターII バットマン 116710BLNRとの違いは、前作が3連オイスターブレスだったのに対し、126710BLNRは5連ジュビリーブレスになっていること。

また、搭載されているムーブメントもCal.3186からCal.3285と新作キャリバーに、パワーリザーブ性能が48時間から70時間になっていることなどが挙げられます。

GMTマスター2茶黒コンビ(126711CHNR)

【型番】126711CHNR

【文字盤】ブラック

【素材】オイスタースチール&エバーローズゴールド

【ムーブメント】Cal.3285

【定価(税込)】1,856,257円(13,950ユーロ)

「GMTマスター2茶黒コンビ」は、茶と黒のツートンベゼルにオイスタースチールにエバーローズゴールドの組み合わせがシックな印象を与えるモデルです。 2018年のバーゼルワールドで発表され、同年にリリースされたGMTマスターII4モデルのうちのひとつになります。

ルートビアともカフェオレとも呼ばれる色合いを持つベゼルのインパクトの強さ、また完全自社一貫製造のムーブメントCal.3285を搭載しているのが特徴の126711CHNR。

2021年時点で、新品での購入はほぼ不可能、中古でもかなり入手困難なモデルになっています。

サブマリーナー グリーン(126610LV)

【型番】126610LV

【文字盤】ブラック

【素材】ホワイトゴールド

【ムーブメント】Cal.3235

【定価(税込)】1,204,238円(9,050ユーロ)

2020年9月1日の新作発表で披露された「サブマリーナー グリーン 126610LV」

前作の116610LVとの違いは、ケースサイズが40mmから41mmと大型化し、文字盤がグリーンからブラックになりました。 また、ムーブメントも新型のCal.3235が搭載されて、パワーリザーブと併せて性能が上がっています。

126610LVの発売にともなって前作116610LVの価格が上がり、同時に126610LVの並行輸入店での購入価格も高騰傾向にあります。

まだ中古が出回る時期ではないので、しばらくは入手困難な状況が続くでしょう。

GMTマスターII ペプシ(126710BLRO)

【型番】126710BLRO

【文字盤】ブラック

【素材】オイスタースチール

【ムーブメント】Cal.3285

【定価(税込)】1,210,892円(9,100ユーロ)

「GMTマスターII ペプシ」は、2018年3月のバーゼルワールドで発表されたペプシ色の赤青ベゼルが特徴のモデルです。

固定ファンの多いペプシベゼルは需要が高く、価格も高騰しやすい傾向があります。またGMTマスターII126710BLROはジュビリーブレスを使用していることでも注目されました。

日本国内に出回っている数が圧倒的に少ないと見られ、需要に対し供給数が極めて少ないレアモデルとしても知られています。

正規店での入手は厳しく、中古モデルが買取に出されたとしても、すぐに売れてしまう可能性は高いといえます。

スカイドゥエラー ブルー(326934)

【型番】326934

【文字盤】ブライトブルー

【素材】オイスタースチール&ホワイトゴールド

【ムーブメント】Cal.9001

【定価(税込)】1,862,910円(14,000ユーロ)

「スカイドゥエラー ブルー」型番326934は、2017年のバーゼルワールドで発表されたスカイドゥエラーのステンレススチールモデルです。

2012年にスカイドゥエラーが初めて登場した当初は、金無垢モデル限定で簡単には手が出せない価格帯でした。そこにステンレススチールモデル326934とコンビモデル326933を同時に発表。

定価は金無垢モデルより安くなったものの、入手に関しては金無垢モデルとは比較にならないほど困難を極めています。

正規店でも他のモデルと比べて圧倒的に入荷数が少ないといわれています。

サブマリーナデイト黒文字盤(126610LN)

【型番】126610LN

【文字盤】ブラック

【素材】オイスタースチール

【ムーブメント】Cal.3235

【定価(税込)】1,151,013円(8,650ユーロ)

2020年9月1日の発売時に、久々の新作登場で話題を呼んだ「サブマリーナデイト黒文字盤 126610LN」

前作116610LNからケースサイズアップ、スペックアップしたことに加え、全体のシルエットがシャープになり、美しさがより引き立つデザインになりました。

スポーツロレックスの価格高騰ぶりが顕著な昨今ですが、ロレックス屈指の人気モデルであるサブマリーナの新作モデルというだけでも話題性は抜群。

実売価格は定価の1,5倍になるともいわれています。

ロレックスの市場動向のこれから

ロレックスの入手困難モデル2021年最新ランキングを見てきましたが、これから市場はどのように変わっていくのでしょうか。

値上がりによる影響

ロレックスは2021年8月1日に価格改定を発表し、現行モデルの値上がりに踏み切りました。

この影響で同年8月後半から9月にかけては、入手困難モデルのランキングにも変化があったと見られています。

特に金無垢モデルのような高額な商品は需要に対して供給が増える一方、ステンレススチールモデルの需要が急騰して品薄になることが予想されます。

人気のデイトナも比較的手の届きやすい価格帯のモデルに人気が殺到し、ますます入手困難な状況になるでしょう。

今後も供給が追いつかない状態が加速

今後の主な動向として予測できるのは、コロナ禍の影響による生産数不足、流通がストップしたことによる在庫不足で、需要と供給のバランスがますます崩れること。つまり、需要に対して供給の追いつかない状態がさらに加速するということです。

加えて相次ぐ生産終了モデルの発表、そして新型ムーブメント搭載の新作が次々に誕生しているロレックスの進化は、留まるところを知りません。

新作が出ると前作モデルや廃盤モデルへの注目が高まり、また現行モデルの国内流通量も減少傾向にあるため、入手困難なロレックスモデルはさらに増える可能性もあるでしょう。

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今回はロレックスの中でも特に入手困難なレアなモデルについて紹介しました。

このようなモデルは正規店で手に入れることはまず難しいですが、中古市場においても極めて目にすることが少ない幻商品です。

ロレックスを専門的に買取しているウォッチニアン買取専門店では、このような大変価値のあるロレックスの時計を他社よりさらに高く買取いたしております。

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