丸わかり!ロレックスのスポーツモデルの種類と人気の理由
ロレックスにはさまざまな種類のモデルが存在しますが、中でも人気が高いのは「スポーツモデル」です。
今回の記事では、スポーツモデルとはどのようなものか、ロレックスの時計はなぜ人気が高いのかを解説します。
ロレックスのスポーツモデルに興味がある方、購入を検討している方は必見です。
ロレックスには3種類のモデルタイプがある
ロレックスにはさまざまな種類のモデルタイプがありますが、大きく分けると、「ドレスモデル」「スポーツモデル」「スタンダードモデル」の三種類に分類されます。ここではそれぞれの特徴について、詳しく解説します。
スポーツモデル(プロフェッショナルウォッチ)
スポーツモデル(プロフェッショナルウォッチ)とは、スポーツや登山など、アクティビティでの使用が想定された時計のことです。
見た目の華やかさよりも、実用性・機能性を重視して作られています。
ケースやブレスの素材には、傷が付きにくく堅牢なステンレススティールを使用していることが多いです。
デザインはダイヤル・ベゼルともにスポーティーな雰囲気となっています。
現在のロレックスの主力であり、高いリセールバリューが期待できるのがスポーツウォッチです。
ドレスモデル(クラシックウォッチ)
ドレスモデル(クラシックウォッチ)とは、華やか(ドレッシー)なデザインが特徴の時計です。
スーツやドレスなどのパーティースタイルにも合わせることができます。
ゴールド系の素材を用いたモデルも多く存在し、上品かつラグジュアリーな雰囲気が魅力的です。
機能は比較的シンプルですが、カラーリングや装飾のバリエーションは豊富で、一人ひとりの好みに合わせて選ぶことができます。
スタンダードモデル
スタンダードモデルとは、主にステンレススティールを用いたシンプルなデザインの時計です。
派手すぎず、ビジネスシーンにも問題なく使用することができます。
人気のあるスポーツモデル7選
ロレックスはスポーツモデルに人気が集中しており、定価の2倍以上のプレミア価格が付くことも珍しくありません。
ここでは、スポーツモデルの中でも特に人気が高い7つのコレクションを紹介します。
コスモグラフ デイトナ
コスモグラフデイトナは、1963年、プロのカーレーサーに向けた時計として誕生しました。アメリカの耐久レース「デイトナ・インターナショナル・スピードウェイ」が名前の由来です。
デイトナはクロノグラフ機能を搭載しており、3時位置の3つのプッシャーを用いて、時・分・秒を正確に計測することができます。ダイヤルにはクロノグラフ専用のインダイヤルとスモールセコンドが配置されており、全体から見ると車のメーターのようなデザインです。
デイトナはスポーツモデルの最高峰ともいわれており、人気・資産価値は極めて高いです。生産数が少ないことから、レアモデルとしての価値も付与され、常に定価を上回る金額で取引されています。
サブマリーナ
サブマリーナは、1953年にダイバー向けの時計として誕生しました。
丸や三角の幾何学的なインデックスに、目盛り入りの歯車型ベゼルを合わせており、とてもスポーティーなデザインです。また、ダイバーには欠かせない逆回転防止ベゼルが装備されており、安全に潜水時間を計測することができます。発売当時の防水性能は100mでしたが、現行モデルは300mまで対応可能となりました。
同型番内でのマイナーチェンジも複数回行われており、レアな特徴をもつ個体は通常よりも高値で取引されています。
エクスプローラー1
エクスプローラー1は、1953年、登山家や探検家に向けて作られました。洞窟や山頂など、過酷な環境でのテストを乗り越えた耐久性の高さが魅力です。
ロレックスが開発した「オイスタースチール」と呼ばれる素材や、堅牢なオイスターブレスレットを合わせています。
デザインとしては、くっきりと浮かび上がる3・6・9のアワーマーカーが特徴的です。シンプルなデザインに加え、針やインデックスには夜光塗料が施されているため、暗所でも高い視認性を確保することができます。リューズを守るリューズガードが装備されていないため、全体のフォルムがスマートな印象です。
スポーツモデルらしからぬフォーマルな見た目ですので、スーツにも合わせやすいでしょう。
エクスプローラー2
エクスプローラー2は1971年、探検家を意識して作られたエクスプローラー1の後続シリーズとして発売されました。
洞窟や極地など、常に暗闇が拡がる環境でも昼夜を区別できるよう、24時間目盛りの付いたベゼルと、24時間で1周する矢印型の針が装備されています。昼夜を区別する必要がない場合は、第2タイムゾーンを表示することも可能です。また、3時位置には日付表示が配置されています。
デザインは前シリーズと打って変わって、スポーティーな印象です。また、リューズガードが装備されたことで、がっしりとした雰囲気になりました。オレンジ色の24時間針は、時計全体のアクセントとなっています。
シードゥエラー
シードゥエラーは、ダイバー向けである「サブマリーナ」の上位機種ともいわれており、深海への遠征用として作られた時計です。
サブマリーナの300mに対し、シードゥエラーの現行モデルは約1220mもの防水性能を誇ります。また、ロレックスの特許である、水圧の変化に対応できるヘリウム排出バルブを搭載しています。潜水時間を計測する逆回転防止ベゼルは、耐蝕性・耐傷性に優れたセラミックベゼル製です。
シードゥエラーにはさらに上位機種である「ディープシー」というシリーズが存在し、こちらは約3900mの防水性能を誇ります。
ヨットマスター
ヨットマスターは、1992年、ヨットレースにインスピレーションを得て誕生しました。
堅牢性および防水性能が高く、洋上(ヨットレース)での着用も可能です。両方向回転ベゼルを使用すれば、セーリング時間を計測することもできます。丸や三角を組み合わせたスポーティーなダイヤルを使用していますが、ベゼルの素材や質感に高級感があり、比較的ドレッシーな雰囲気の時計です。
ヨットマスターはセレブリティ向けの時計として認識されており、はじめは金無垢モデルのみが販売されていました。後にデザインの幅が拡がっていき、プラチナとステンレススティールを使用した「ロレジウム」と呼ばれるモデルは現在も高い人気を誇ります。2014年まではレディースサイズが存在していたこともあり、女性にも合わせやすいコレクションです。
2007年に上位機種として発売された「ヨットマスター2」は、世界初のレガッタクロノグラフ機能(カウントダウン)を搭載しています。
GMTマスター
GMTマスターは1955年、パイロット向けウォッチとして誕生しました。
2つのタイムゾーンの時刻を同時に表示できる「GMT機能」が最大の特徴ですが、1982年に発表された「GMTマスター2」は3つのタイムゾーンに対応しています。これはムーブメントの変更により、短針を単独で動かせるようになったためです。
デザインについては、「サブマリーナ」などに似たスポーティーなダイヤルと、矢印型の24時間針、24時間の目盛りが入った2色ベゼルが特徴的です。ベゼルは昼夜を区別しやすくするために、6時・18時を境に塗り分けられており、この色の組み合わせによって「ペプシ(青赤)」「バットマン(黒青)」といった愛称が付けられています。
ロレックスの資産価値が高い理由とは
時計業界には「世界三大ブランド」「雲上ブランド」と称されるハイブランドが存在しますが、それらと比較しても、ロレックスの資産価値は非常に高いです。ではなぜこのような価値が生まれてくるのでしょうか。
ロレックスは元々生産量が少ないブランドな上に人気・需要が高いため、市場の実勢相場が上がりやすい状況にあります。また、経年変化した個体にアンティークとしての価値が生まれたり、廃版になったモデルが急激に高騰したり、マイナーチェンジによるわずかな特徴の差でプレミアが付いたりなど、ロレックス特有の値上がり現象が度々発生します。
これらのことから、買った値段よりも高値で売れることが多く、資産としての価値が高いと考えられているのです。これは、人気の高いスポーツモデルであればなおのことです。
まとめ|ロレックス高価買取ならウォッチニアン買取専門店へ
ロレックスのスポーツモデルは、カジュアルなデザインや実用性の高さなどから多くの人々に支持されています。
人気モデルは資産としての価値も高いため「ロレックス投資」という言葉もあるほどです。
ウォッチニアン買取専門店では高水準の買取で、お持ちのロレックスを最大評価いたします。
まずは無料査定で買取価格を知ってみませんか?
時計、ブランド品、貴金属の買取ならどんなことでもご相談くださいませ。
他の人はこんな豆知識も見ています
-
【2021年最新版】ロレックスの購入制限や抜け道について
2019年11月からスタートした ロレックス の購入制限。免税店以外のすべての国内ロレックス正規店で実施されています。 購入制限の目的としては、転売を抑止し、本当に購入したいユーザーにロレックス製品が届くようにすることです。 しかし購入制限の施策開始以降もロレックス需要の高まりは続き、...
-
【2019年版】生産終了したミルガウスの白はプレミア価格になっているのか?
2016年に惜しまれながらも生産が終了となった白文字盤のミルガウス。現在はGVと呼ばれるグリーンサファイアガラスの黒文字盤と青文字盤の2種類の展開となりました。生産が終了すると価格が高騰するといわれる ロレックス ですが、ミルガウスはどうなっているのか?今回は年代別の買取価格と一緒に注目していきま...
-
【2021年版】入手困難!レアなロレックスモデルランキング
ステータス時計として人気のロレックス。高い価値を持つモデルは投資商品として購入する方もいるほどです。 中にはなかなかお目にかかれない入手困難なレアなモデルも存在し、これらは買取市場では定価をはるかに上回る価格で取引されることも珍しくありません。 この記事では、 ロレックスの中でも 入手...
-
【2021年版】ロレックス買取価格ランキングTOP20|注目の高額モデルは?
高級時計の代名詞ともいえる ロレックス 。 リユース時の買取金額としては100~200万円ほどが主流ですが、中には500万を超えるような高額モデルも存在します。 今回は弊社実績を元に、ロレックスの買取価格をランキング形式でご紹介していきます。 目次 ...
-
傷があるロレックスでも買取可能!傷の程度による査定額への影響は
ロレックス(ROLEX)といえば、スイスの高級時計メーカーとして世界中に知られる存在です。リセールも盛んで、中古品を売ったり買ったりするのはごく当たり前のこと。中古品でも価値が落ちにくいことも知られています。 ロレックスの売却を考えたとき、気になるのはやはり 「いくらで売れるのか」 というこ...
-
ロレックスを含む高級時計の売り時とは?ベストな買取時期について解説
ロレックス(ROLEX)やオメガ(OMEGA)といった高級腕時計は、高い値段でリセールできるというのが魅力のひとつです。大切な時計ですから、なるべく高値で売れるタイミングを把握してピークのときに売りたいもの。今回は時計の売り時、ベストな買取時期についてまとめました。 目次 ...
-
動かないロレックスでも買取可能?買取査定額への影響は
ロレックスといえば、リセール市場が活発で中古品でも高額で取引されることで知られている高級腕時計です。しかし、壊れて動かなくなってしまったら、その価値にどれくらい影響があるのかが気になるポイントです。動かないロレックスの扱いに困っている人へ向けて、動かないロレックスでも買い取ってもらえるのかどうかを...
-
ロレックス売却後の税金や確定申告について
所持している純金を売却した場合、一定の利益があると申告納税が必要というのは有名な話です。純金やダイヤモンドのように高額で取引されるもののひとつに、「ロレックス」(ROLEX)を始めとする高級腕時計があります。ここでは ロレックスを売却して利益を得たときに、税金がかかるかどうか を解説します。 ...
-
自宅でできるロレックスの手入れ方法は?失敗しないメンテナンス方法をご紹介
高い技術であまり手入れが必要ないといわれているロレックス腕時計ですが、長く愛用していると汚れが気になるという方も多いのではないでしょうか。 そこで本記事では、ロレックス腕時計のメンテナンスに必要な道具の紹介や、手入れの手順などを詳しく解説します。 また、手入れの有無が買取金額に影響する...
-
ロレックス「チェリーニ」の評価|ドレスウォッチの魅力
ロレックス といえば、スポーツモデルを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、ドレスウォッチにも魅力あるアイテムが少なくありません。 その一つが、「チェリーニ」です。チェリーニの市場評価や魅力、レアモデルなどをご紹介します。 目次 「チェリーニ」の評...