ロレックスのデイトナ歴代モデル一覧|歴史とモデルチェンジの変遷

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2016年の3月にスイスで開催された時計の新作発表会“バーゼル・ワールド”でセラミックベゼルを採用した新型Ref・116500を発表し、話題を集めたロレックスのデイトナ。

オールステンレスモデルの他にもイエローゴールドやプラチナ素材を使用した物も登場しており、世界中のセレブや有名人が愛用しているモデルとしても広く知られています。

今回はそんなロレックスのデイトナの歴代モデルや歴史・モデルチェンジの変遷をご紹介します。

デイトナの魅力とは

世界規模で高い人気を誇るロレックスの中でもデイトナは身に着けることが最高のステータスとして高い支持を得ているシリーズです。

1930年に登場してから幾度となくマイナーチェンジをしておりますが、どのモデルも高い人気があり、プレミア価格で取引されることが多いモデルとしても有名です。

ロレックスでは唯一クロノグラフ機能が搭載しているモデルでエレガントで上品。そして洗練されたスタイリッシュなデザインはいつの時代でも多くの人を魅了しております。

ステンレス素材のものからイエローゴールド・ピンクゴールド・プラチナ素材タイプも展開をしており、バリエーションが豊富なところもデイトナの魅力の一つではないでしょうか。

現行のモデルも先代のモデルも価格が上がり続けており、時を経ても衰えない価値のデイトナは時計界の中でも唯一無二の地位を築きあげています。

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1930年代~デイトナの起源~

デイトナのベースとなったクロノグラフウォッチが開発され始めました。

2つ目のクロノグラフが主流だった当時、ムーヴメントはバルジュー社製のものを採用しテレメーター表示を持つモデルやタキメーター目盛りが文字盤の中にあるモデルなどを製造しておりました。

この時はまだ『DAYTONA』という表記はありませんでした。

1960年代初期~初代デイトナの登場~

【型番】6239・6241

【製造年】1960年代前半~1960年代後半

1代目デイトナ・型番6239が登場します。デイトナの歴史には不明なことも多いのですが、同型番でも“DAYTONA”表記がないものも確認されております。

時を同じくステンレスベゼルのRef6239に対してベゼルがプラスティック仕様のRef6241も登場しました。

1960年代後半~2代目デイトナの登場~

【型番】6262・6264

【製造年】1960年代後半~1970年

2代目デイトナのRef6262・6264が登場したのは1960年代の後半です。

大きく変わったのはムーヴメントがCal72BからCal727に変更。ねじ込み式のリューズを搭載しておらず防水性は30mしかなかったため、短命に終わりました。

流通している数が非常に少なくなかなか出回っていません。

1970年~3代目デイトナの登場~

【型番】6263・6265

【製造年】1970年~1988年

短命だった2代目の登場から間もなく3代目であるRef6263と6265が登場します。

手巻き式デイトナの最高傑作として呼び声が高いRef.6263・Ref.6265はムーヴメントは前期モデルと変わらずCal727を搭載。ねじ込み式のリューズを採用することにより防水性50mを実現しています。

約18年製造されていたこともアンティークのデイトナの中では最も見かけるモデルです。製造年やコンディション、付属品などによって査定額は大きく変わってきます。

1988年~エルプリメロを搭載した4代目デイトナの登場~

【型番】16520

【製造年】1988年~2000年

ゼニス社の傑作ムーヴメント“エルプリメロ”を搭載した4代目のデイトナ16520が登場します。

こちらのモデルになると比較的中古のマーケットでも見かけることが増えてきます。ガラスはサファイアクリスタルに変更され防水性も100mまで向上、より実用性に優れた時計へ進化を遂げました。

またこの時にステンレスとイエローゴールドのコンビモデルのRef・16523とオール金無垢タイプのRef・16528が登場します。1990年代になると革ベルトタイプのRef・16518・Ref・16519などバリエーションが増えました。

2000年まで製造がされており最終品番のP年式のこちらのモデルは、通常のモデルに比べて希少性が高く高額で取引をされています。その他にもブラウンダイヤル、200タキメーター、段オチなど希少性の高いモデルが存在しております。

2000年~5代目デイトナの登場~

【型番】116520

【製造年】2000年~2016年

現行のデイトナの一つ前のこちら5代目Ref.116520は念願であった自社製のクロノグラフムーブメントを搭載したモデル

また青・黄色・緑・ピンクのカラーダイヤルを揃えたデイトナビーチが発表されとても話題になりました。2008年にピンクゴールド素材モデル・型番116505が登場するとその3年後にデイトナ初のセラミックベゼル116515LNが登場。続々と新しいモデルを誕生させました。

デイトナといえばこちらのモデルをイメージされる方も多いのではないでしょうか。白文字盤が変色したアイボリー文字盤なども存在しています。

2016年~6代目デイトナの登場~

【型番】116500LN

【製造年】2016年~

現在製造されているのがこちら6代目のデイトナRef.116500LNです。

16年ぶりにステンレスモデルがマイナーチェンジされ大きな話題になりました。

セラクロム素材のベゼルを搭載したこちらのデイトナはこれまで黒文字盤のほうが高かったのに対して、白文字盤の方がベゼルとの相性が良いということで人気が高く価格も高騰しています。人気がとにかく高く定価を大幅に超えて取引をされています。

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ロレックスの人気シリーズ「デイトナ」の歴代モデルや歴史・モデルチェンジの変遷をお届けしました。

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