高級時計ハイブランド|格付けランキングTOP21

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時計

ずっと愛用しているこの時計、高級時計であることは間違いないけれど、世間的にはどんな格付けになっているんだろう?

人気ランキングや売れ筋ランキングはネット上でよく見かけるものの、「格付け」を重視したランキングは意外と少ないですよね。

そこで今回は、「歴史・伝統・格式高さ」や「高級感・ステータス性」を軸に、【高級時計ハイブランド|格付けランキングTOP21】をご紹介します。

あなたの愛用する時計がどのように評価されているか、ぜひ確認してみてください。

1.高級時計ハイブランド|格付けランキング(TOP21)

ランキング発表の前に、まずは今回の格付けランクの採点基準についてお話しします。

今回の採点項目は、以下の3つです。

歴史・伝統
高級感(主力商品の価格帯)
知名度

このうち「歴史・伝統」と「高級感」を特に重視し、それぞれを120点満点と設定。知名度は100点として合計340点満点で、高級時計ブランドを格付け評価しました。

格付け」という言葉の意味を踏まえると、「人気」や「知名度」よりも、積み重ねた歴史による伝統や格式高さ、そしてアイテムの高級感やステータス性に焦点を当てるべきだと考えたためです。そのため、通称「世界五大時計ブランド」として知られる5ブランドを優先的に評価し、TOP5としました。知名度については、過去1年のインターネット検索数(月間平均)を基準としています。

また、評価をわかりやすくするため、5点刻みでスコアを付けました。その結果、同ランクのブランドが複数ある場合は、より「歴史・伝統」や「高級感」に優れるブランドを上位にしています。

もし「人気」や「リセールバリュー」を基準とするならば、多くの記事でトップに挙がるのはおそらく「ロレックス」でしょう。しかし今回は、「格式高さ」「高級感」に重点を置き、一味違うランキングを楽しんでいただければと思います。

なお、こちらの格付けランキングは、弊社独自の基準で作成し、ユーザーの皆さまに楽しんでいただくことを目的としたコラムです。ブランドの優劣を決定するものではありませんので、その点をご理解のうえお読みいただけますと幸いです。

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2.世界五大時計ブランド

それではここから、格付けランキングのご紹介です。

まずはTOP5。いわゆる「世界五大時計ブランド」として知られる5つのブランドを選びました。

特に「ブレゲ」と「ランゲ&ゾーネ」については、知名度こそ高くないものの、なぜこの2ブランドが世界五大時計ブランドに格付けされているのか、各項目の評価点と説明を見れば納得していただけるはずです。

1位:パテック・フィリップ【創業1839年】

価格帯:600~1,600万円

代表モデル:ノーチラス 5711/1A-011

参考買取価格:¥11,000,000

歴史・伝統

115点

高級感

120

知名度

95点

格付けポイント

330点

格付けランキング堂々の1位は、パテック・フィリップ

五大ブランド、もしくは三大ブランドの中でも最高峰として名高い存在です。顧客には「ローマ教皇」や「ヴィクトリア女王」など、錚々たる顔ぶれが名を連ねています。

高級時計としての知名度も高く、日本では人気YouTuberのヒカキンさんが2019年9月、推定5,000万円の「ノーチラス5719/10G」を購入したことで話題になりました。ノーチラスをはじめとしたスポーツモデルは近年相場が高騰中で、弊社でも2021年9月、ノーチラス 5711/1A-011を1,100万円でお買取りしました。


2位:ヴァシュロン・コンスタンタン【創業1755年】

価格帯:250~800万円

代表モデル:オーヴァーシーズ 4500V/110A-B128

参考買取価格:¥3,500,000

歴史・伝統

120

高級感

120

知名度

90点

格付けポイント

330点

第2位は、ヴァシュロン・コンスタンタン

最も伝統ある時計ブランド」として知られていますが、とりわけ注目したいのは、創業から現在まで一度も時計製造を途切れさせていないという点です。

「世界最古の」という意味ではブランパン(1735年創業)も挙げられますが、ヴァシュロンのこの継続性は高い評価を得ており、異論を挟む余地はないでしょう。


3位:オーデマ・ピゲ【創業1875年】

価格帯:250~800万円

代表モデル:ロイヤルオーク15400ST.OO.1220ST.01

参考買取価格:¥4,400,000

歴史・伝統

110点

高級感

120

知名度

95点

格付けポイント

325点

第三位は、オーデマ・ピゲ

ここまでご紹介した「パテック・フィリップ」「ヴァシュロン・コンスタンタン」「オーデマ・ピゲ」は、世界三大時計ブランドと称されることもあります。

オーデマ・ピゲの最大の特徴は、1875年の創業以来、家族経営を続けている点。外部から干渉を受けず独自のこだわりを貫いた結果、「ロイヤルオーク」のようにスポーツウォッチの常識をくつがえす名機が生まれました。


4位:ブレゲ【創業1775年】

価格帯:100~400万円

代表モデル:マリーン5517TI/G2/5ZU

参考買取価格:¥1,000,000

歴史・伝統

120

高級感

110点

知名度

85点

格付けポイント

315点

4位は、天才時計技師アブラアム=ルイ・ブレゲが興したブレゲ

「トゥールビヨン」や「パーペチュアルカレンダー」など、ブレゲの発明なくして今の時計業界はなかったとも言われます。知名度こそ世界三大ブランドには及ばないものの、「時計の歴史を200年早めた」と称される功績は、誰もが認めるところでしょう。

5位:ランゲ&ゾーネ【創業1845年】

価格帯:300~600万円

代表モデル:サクソニア330.026E/LS3303AP

参考買取価格:¥2,700,000

歴史・伝統

115点

高級感

115点

知名度

80点

格付けポイント

310点

第五位は、ドイツを代表するランゲ&ゾーネ

グラスヒュッテで創業した同ブランドは、第二次世界大戦の影響で一度は経営が途絶えますが、1994年に見事復活を遂げました。

現在はリシュモングループ傘下にありながらも、ドイツ職人の気骨は衰えず、ランゲ1やサクソニアといった芸術品レベルの高級時計を世に送り出し続けています。

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3.一流ハイブランド

ここからは「一流ハイブランド」に格付けした5ブランドをご紹介します。

抜群のステータス性を誇る「リシャール・ミル」や「ロジェ・デュブイ」もこのカテゴリに位置づけました。

6位:リシャール・ミル【創業2001年】

価格帯:1,000~8,000万円

代表モデル:オートマティック フライバック クロノグラフRM11-03

参考買取価格:¥28,000,000

歴史・伝統

95点

高級感

120

知名度

95点

格付けポイント

310点

“超”高級時計ブランドとして知られるリシャール・ミルが6位。

価格帯を「~8,000万円」としていますが、億超えモデルも珍しくありません。一般的な感覚では考えられないような価格設定ですが、これはリシャール・ミルのマーケティング戦略に基づくものです。

「ごく一部の富裕層」をターゲットとし、限定生産で希少性を高めることで成功を収めています。いわば「100万円の時計を100本売る」のではなく、「1億円の時計を1本確実に売る」という手法です。

事実、顧客にはプロテニスプレイヤーのラファエル・ナダル選手やプロサッカー選手のネイマール選手など、世界的な有名人が名を連ねています。まさに「一流の証」とも呼べるブランドがリシャール・ミルです。

7位:ジャガールクルト【創業1833年】

価格帯:50~150万円

代表モデル:レベルソ デュオ266.3.44

参考買取価格:¥820,000

歴史・伝統

115点

高級感

100点

知名度

90点

格付けポイント

305点

7位に格付けされたのは、名門ブランドであるジャガールクルト

リシャール・ミルの後だと地味に見えるかもしれませんが、時計愛好家からは高く評価されています。元々、時計部品を製造する工房をルーツとしており、技術力に優れた“職人系”のブランドだからです。

20世紀初頭には、あのパテック・フィリップやヴァシュロン・コンスタンタン、オーデマ・ピゲなど世界最高峰のブランドにムーブメントを供給していた実績もあります。

8位:ロレックス【創業1905年】

価格帯:80~250万円

代表モデル:デイトナ116500LN

参考買取価格:¥4,000,000

歴史・伝統

105点

高級感

100点

知名度

100

格付けポイント

305点

8位は、言わずと知れた世界的高級時計ブランドのロレックス

人気や知名度では他を圧倒しており、多くの高級時計ランキングで1位を獲得するほどです。しかし、今回は「歴史・伝統」「高級感」を重視しているため、8位という結果になりました。

とはいえ、その技術力は確かなもので、創業以来受け継がれる時計製造の伝統は折り紙付き。近い将来「世界◯大時計ブランド」の仲間入りを果たす日が来るかもしれません


9位:ブランパン【創業1735年】

価格帯:80~200万円

代表モデル:レマントリプルカレンダームーンフェイズ2360-3691A-55B

参考買取価格:¥550,000

歴史・伝統

120

高級感

100点

知名度

85点

格付けポイント

305点

9位に格付けされたのは、「世界最古の時計ブランド」であるブランパン

創業以来、機械式時計一筋の製造スタイルを続けており、1970年代のクオーツショックでは一時経営停止に追い込まれましたが、10年後に見事復活を果たしました。

当時、ムーンフェイズ機構を搭載したトリプルカレンダーモデルが復活の立役者となり、1992年からスウォッチグループ傘下となったことで経営基盤は盤石に。今後も複雑機構を備えたハイエンドモデルの展開が期待されます。

10位:ロジェ・デュブイ【創業1995年】

価格帯:150~2,000万円

代表モデル:エクスカリバー スケルトンDBEX0422

参考買取価格:¥4,500,000

歴史・伝統

100点

高級感

120

知名度

80点

格付けポイント

300点

10位は「知る人ぞ知る」超高級時計ブランドであるロジェ・デュブイ

知名度自体はそれほど高くありませんが、1995年創業と歴史の浅さにもかかわらず、マニュファクチュールとしての地位を確立。エクスカリバーなどの超高価格帯モデルを次々とリリースしてきました。

メジャーリーガーのダルビッシュ有選手など、著名人の愛用者も多く、他と被らない超高級時計を探している方には最適なブランドと言えるでしょう。

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4.ハイブランド

注)「カルティエ」について
創業年は、ブランド初の男性向け量産モデル「サントス」が開発された年(1904年)を基準に評価。
また、月間検索数は「カルティエ 時計」での平均検索ボリュームを採用。

ここからは、「ハイブランド」と格付けした6ブランドをご紹介します。

カルティエやオメガなど、知名度が高く、ステータス性も十分ながら、コストパフォーマンスに優れるブランドがラインナップされています。

11位:ジラール・ペルゴ【創業1791年】

価格帯:60~150万円

代表モデル:ヴィンテージ1945 ref.2585

参考買取価格:¥600,000

歴史・伝統

120

高級感

100点

知名度

80点

格付けポイント

300点

11位に格付けされたのはジラール・ペルゴ

日本では知名度がそれほど高くなく、派手さにも欠けますが、ブレゲに次ぐ歴史の長さを誇る格式高いブランドです。

さらに、マニファクチュールとして時計マニアからの評価も高く、ジャガールクルト同様「玄人好みの時計ブランド」といえるでしょう。

ジラール・ペルゴの技術力を物語る代表的な事例が、1969年に製造された周波数32,768Hzのクオーツ時計。セイコーが世界初のクオーツ時計量産に成功したメーカーとして知られていますが、そのアストロンの周波数は8,192Hzでした。現在のクオーツ時計の標準となる32,768Hzを当時すでに完成させていた点からも、ジラール・ペルゴの技術力がいかに優れているかがわかります。

12位:ウブロ【創業1980年】

価格帯:60~350万円

代表モデル:ビッグバン301.SX.130.RX

参考買取価格:¥650,000

歴史・伝統

100点

高級感

105点

知名度

95点

格付けポイント

300点

12位は、「時計業界の革命児」とも呼ばれるウブロ

ラバーベルトやカーボン、セラミックなど、斬新な素材を積極的に取り入れ、時計業界に大きな革新をもたらしました。

2005年に登場したフラッグシップモデル「ビッグバン」は、文字通り時計業界にビッグなインパクトを与え、一躍大ヒット。1980年創業と新しいブランドですが、その歴史の浅さを補うほどの知名度とステータス性を確立しています。

13位:カルティエ【創業1847年】※サントス開発年の1904年で評価

価格帯:40~300万円

代表モデル:サントスドゥカルティエLM WSSA0013

参考買取価格:¥540,000

歴史・伝統

105点

高級感

100点

知名度

95点

格付けポイント

300点

13位に格付けされたのは、世界五大ジュエラーに数えられ、時計業界では「腕時計の始祖」とも称されるカルティエ

ジュエラーとしてはロレックスに匹敵するほどの知名度を持つブランドですが、腕時計の歴史においても欠かせない存在です。

世界初の量産型腕時計ブランドとしては、19世紀末にドイツ海軍将校向けに2,000本の腕時計を納めたジラール・ペルゴが挙げられます。そしてカルティエは、現代の腕時計の原型と言われる「サントス」を1904年に完成させました。

なお、1888年にはレディースモデルも登場していますが、今回の高級時計ハイブランド格付けでは、ジュエラーのブルガリやファッションブランドのルイ・ヴィトン・シャネルなどは除外。カルティエだけは、ハイジュエラーでありながら腕時計メーカーとしてもトップクラスの格式を誇るため、例外的に評価対象としました。

14位:パネライ【創業1860年】

価格帯:60~150万円

代表モデル:ルミノールマリーナPAM01312

参考買取価格:¥510,000

歴史・伝統

110点

高級感

100点

知名度

90点

格付けポイント

300点

14位は、無骨でシンプルなデザインと軍用時計メーカーとしてのルーツを持つパネライ

2000年代の「デカ厚」ブームの火付け役としても有名で、見た目どおり堅牢な製品を作ることから、ミリタリーファンをはじめ多くの支持を集めています。

創業当時からイタリア海軍御用達であり、視認性の高いインデックスや独自開発の夜光塗料「ラジオミール」など、実用性を徹底追求してきたブランドです。こうした質実剛健さこそが、パネライの最大の魅力と言えるでしょう。

15位:IWC【創業1868年】

価格帯:60~150万円

代表モデル:ポルトギーゼ クロノグラフIW371446

参考買取価格:¥460,000

歴史・伝統

110点

高級感

100点

知名度

90点

格付けポイント

300点

15位は、3カ国にルーツを持つ異色のブランドIWC

企業名の「International Watch Company(インターナショナル・ウォッチ・カンパニー)」が示すように、スイス創業ながら英語名を冠しているのは、アメリカ人時計技師のジョーンズ氏によって立ち上げられたからです。

さらに、拠点を置くのはスイス北東部のドイツ語圏であるシャフハウゼン。こうした多様なバックグラウンドが、製品に「アメリカのわかりやすさ」「スイスの伝統」「ドイツの職人気質」を融合させているといえるでしょう。

16位:オメガ【創業1848年】

価格帯:40~60万円

代表モデル:スピードマスター プロフェッショナル311.30.42.30.01.005

参考買取価格:¥450,000

歴史・伝統

115点

高級感

85点

知名度

100

格付けポイント

300点

16位は、日本国内でロレックスに次ぐほどの知名度と人気を誇るオメガ

比較的リーズナブルな製品も多く、最初の高級時計として選ばれるケースもあります。しかし一方で、NASAのアポロ計画成功に貢献した「スピードマスター」を開発し、オリンピックの公式計時を幾度も務めるなど、世界的にも大きな存在感を放つ名門ブランドです。

今回はその点を高く評価し、「ハイブランド」として位置づけました。


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5.高級ブランド

最後にご紹介するのは、「高級ブランド」として格付けした5ブランドです。

「ハイブランド」と「高級ブランド」の違いについては、下記リンク先で詳しく定義していますので、よろしければご参照ください。

関連記事:高級ハイブランドランキングTOP30【ネット検索vol数順|2023年版】
(簡単にまとめると、「高級ブランドの中でもさらに格の高いものをハイブランド」と定義しています)

17位:フランクミュラー【創業1991年】

価格帯:30~280万円

代表モデル:ロングアイランド950QZ

参考買取価格:¥450,000

歴史・伝統

100点

高級感

100点

知名度

95点

格付けポイント

295点

17位に格付けされたのはフランクミュラー

文字盤の大胆なインデックスデザインは、一目でフランクミュラーとわかるほど印象的ですよね。創業1991年と歴史や格式の面ではハイブランドに及ばないものの、その高い知名度とステータス性が評価されました。

フランクミュラーはモデルによって価格帯の幅が大きいことでも有名。レディースモデルは30万円台からありますが、ハイエンドモデルでは500万円を超える「ダブルミステリー」のようなシリーズもリリースしています。

18位:ゼニス【創業1865年】

価格帯:60~120万円

代表モデル:クロノマスター 03.20416.4061/51.C700

参考買取価格:¥400,000

歴史・伝統

110点

高級感

95点

知名度

90点

格付けポイント

295点

18位は、名作ムーブメント「エル・プリメロ」で知られるゼニス

1988年に誕生したロレックスの名機「デイトナ16520」には、当時唯一の他社ムーブメントとしてエル・プリメロが採用されました。この事実だけでも、ゼニスのマニュファクチュールとしての実力がうかがえます。

なお、デイトナ16520はいまも希少性が高く、製造年によっては買取価格が1,000万円を超えるモデルも存在。ゼニスの技術力を証明する代表的なエピソードといえるでしょう。

19位:ブライトリング【創業1884年】

価格帯:40~70万円

代表モデル:クロノマットJSP AB0115

参考買取価格:¥350,000

歴史・伝統

110点

高級感

90点

知名度

95点

格付けポイント

295点

19位は、ブライトリング

航空業界に関わる方なら、1度は目にしたことがあるかもしれません。ブライトリングは、腕時計を「時計ではなく計器である」と位置づけ、パイロットウォッチの製造で礎を築きました。

特に軍用として重宝されたクロノグラフは、20世紀を通じて世界的な評価を獲得。「航空時計の王」と呼ばれるプライドは、2018年まで使われていた旧ロゴにも象徴されています。

20位:グランドセイコー【創業1881年】

価格帯:20~50万円

代表モデル:スプリングドライブSBGA011

参考買取価格:¥330,000

歴史・伝統

110点

高級感

85点

知名度

100

格付けポイント

295点

20位は国産時計を代表するグランドセイコー

国内での知名度は、オメガを凌ぐほどとも言われます。特に政財界に愛用者が多く、元首相の安倍晋三さんもグランドセイコーを所有していることで知られています。

世界的ハイブランドの格には、あと一歩届かない印象はあるものの、創業以来培ってきた製造技術と職人気質は全く侮れません。「機械式時計の駆動を持ちながら、水晶振動で動きを制御するスプリングドライブ機構」など、革新的な技術開発にも積極的です。今後は「日本のグランドセイコー」から「世界のグランドセイコー」へと飛躍が期待されます。

21位:タグ・ホイヤー【創業1860年】

価格帯:20~50万円

代表モデル:カレラ タキメータークロノグラフ デイデイトCV2A10.BA0796

参考買取価格:¥200,000

歴史・伝統

110点

高級感

85点

知名度

100

格付けポイント

295点

格付けランキング最後を飾るのは、エントリーモデルとして絶大な人気と知名度を誇るタグ・ホイヤーです。

初めて高級時計を検討する際、タグ・ホイヤーを候補に挙げる方も多いのではないでしょうか。高級感という点では他ブランドに譲る部分もありますが、創業1860年の歴史と圧倒的な知名度を踏まえ、21位に格付けしました。

タグ・ホイヤーといえば、F1などモータースポーツとの結びつきが深いブランド。特に1963年に誕生した「カレラ」は、スペイン語で「レース」「道」を意味する由来を持ち、今もなおフラッグシップモデルとして多くのファンに愛されています。

6.まとめ

高級時計ハイブランドの格付けランキングをご紹介しました。

今回は、知名度が低いブランドでも「歴史・伝統」と「ステータス性」を高く評価しているため、初めて聞く名前のハイブランドもあったのではないでしょうか。

ご紹介した各ブランドには、それぞれ独自のストーリーやモデル開発の秘話があります。
ぜひこれをきっかけに、自分だけの時計ブランドを探してみてはいかがでしょうか。

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