【ルイヴィトン】シリアルナンバーの読み方と場所まとめ|シリアルがない場合の買取事情も解説

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国内で絶大な人気を誇るルイヴィトン。ヴィトン製品には「シリアルナンバー」と呼ばれる番号が振られています。

正確には、バッグや財布などに入っている番号はシリアルナンバーではなく製造年月日を表す番号であり、シリアルナンバーとは時計やジュエリーに入っている固体番号を指します。

シリアルナンバーや製造番号はそのアイテムが本物か否かを見極めるうえでも大切なポイントですが、製品ごとに記されている番号や数字、刻印場所も異なります。

今回こちらの記事では製造番号のことをシリアルナンバーとして意味や読み方、シリアルナンバーがある場所について解説していきます。

ルイヴィトンのシリアルナンバーとは

ヴィトンのシリアルナンバーとは【AA0919】のようなアルファベットと数字が組み合わさった数字のことです。

「アルファベット+数字(4桁)」が基本で「アルファベット」は製造国を意味し、「4桁の数字」は製造年を意味します。

本物と偽物を見分けるポイントでもありますが、ヴィトンの場合はそのアイテムがどこでいつごろに作られたのかがわかります。

ヴィトンに興味がある方やヴィトンユーザーにはぜひ知っておいて欲しい知識です。

ルイヴィトンのシリアルナンバーの場所

シリアルナンバーはモデルによって記載されている形状や場所が違います。バッグの場合でも革製のタグが付いている場合もあれば布に直接刻印されている場合などそれぞれです。

特にバッグで布地に刻印されている場合は、リアルナンバーを見つけるのが困難な場合があります。今回シリアルナンバーの例を3つ紹介します。

バッグの場合

バッグの場合は開閉部がファスナーの場合はファスナーの裏側かポケットがある場合ポケットの中に刻印されている事が多いです。

奥にあるため分かりくい場合もありますが、アルファベットと数字が並んでいるタグが付いているか、直接布地に刻印がされています。

財布の場合

財布はカードケースの裏側か札入れ部分のどちらかに刻印があります。特に財布はシリアルナンバーが見えにくく使う頻度も多いため状態によっては見えなくなる場合もあります。

またカードケースの裏側にあるモデルの場合ポケット部分がベタベタをしている状態ですと剥がれて消えていることもあります。

キーケースの場合

ヴィトンのキーケースを愛用されている方も多いかと思います。

キーケースの場合はポケット裏側の下部分に刻印されています。キーケースは比較的見つけやすいです。

ルイヴィトンのシリアルナンバーの読み方

シリアルナンバーはどのように読むのでしょうか。具体的な読み方を表にまとめましたので、参考にしてみてください。

製造国を表すアルファベット一覧

製造国 アルファベット
フランス

AA/AC/AH/AN/AR/AS/A0/A1/A2/A3

BA/BJ/BUCT/DU/ET/FL/

LW/MB/MI/MS/NO/RA/RI/SA

SL/SN/SP/SR/TA/TH/TJ/TN

TR/TS/VI/VX/AAS

スペイン CA/GI/LO/LB/LM
アメリカ FC/FH/LA/OS/SD
スイス FA/D1
イタリア CE/FO/RC/BO/BC/RE/MA/TD
ドイツ LP
正規店で修理したもの DK

製造年を表す数字の読み方

年号 特徴 読み方(例)
1980~1984年 数字のみ

「805」

製造年月が1980年5月

1985~1988年

アルファベット(製造国)+数字

ただし、アルファベットの位置は前方であったり、広報であったりとアイテムにより異なる

「MI855」もしくは「855MI」

製造国がフランス

製造年月が1985年5月

1989年 アルファベットの位置が前方のみ

「MI895」

製造国がフランス

製造年月が1989年5月

1990~2006年 奇数と偶数で製造年月を表す

「MI0927」

製造国がフランス

製造年月が1997年2月

(数字の一番左と左から三番目が「月」、左から二番目と一番左の数字が「年」と表します)

2007年~ 製造月が週での表記

「MI4018」

製造国がフランス

製造年月日が2008年の41週

(数字の一番左と左から三番目が「週」、左から二番目と一番左の数字が「年」を表します)

ルイヴィトンのシリアルナンバーを読むときの注意点

シリアルナンバーを読むにあたり、いくつか注意点があります。読み方に慣れていない方は、次からの内容に目を通しておいてください。

シリアルナンバーがないものもある

ルイヴィトンの多くにはシリアルナンバーが施されていますが、アイテムによってはシリアルナンバーがないものもあります。

シリアルナンバーがない理由はさまざまで、経年劣化で薄くなってしまったり、制作に携わった職人がミスしたりしたケースがあります。

また、アイテムが小さな金属であるときは、シリアルナンバーを入れることができませんので、もともと刻印されていないことがあります。

『シリアルナンバーがないから偽物』は間違いです。シリアルナンバーがなくても本物の場合もあり、シリアルナンバーがあっても偽物の場合もあります。

製造時期によってシリアルナンバーの色が異なる

ヴィトンは、製造時期によってシリアルナンバーの色が異なります。

例えば、赤や黒、金、銀、エンボスタイプなど、さまざまな色や刻印方法があります。

シリアルナンバーの色が他のアイテムと違うことで「偽物なのでは?」と不安を感じてしまうことがあるかもしれません。

しかし、シリアルナンバーの色の違いは「製造時期の違い」によるものですので、必ずしも偽物とは限りません。

特注品の場合は特殊なシリアルナンバーがつけられる

ヴィトンは、特注品の場合は、特殊なシリアルナンバーをつけます。

例えば、特別にオーダーしたアイテムの場合、AASというアルファベットと5桁の数字を刻印します。

AASは、スペシャルオーダーを意味する「A」と、工場の名前である「AS」を表します。

見たことのないアルファベットを見ると「もしかして偽物?」と不安になってしまうかもしれませんが、「AAS+5桁の数字」であれば、特注品の証拠ですので、心配はいりません。

シリアルナンバーがない場合買取できない?

ウォッチニアン買取専門店ではヴィトンのバッグや財布をこれまでにたくさん買取させていただいております。中にはシリアルナンバーがないものもありますが、基本的には買取は可能です。

時計やジュエリーなどでシリアルナンバーがない場合は買取不可の場合がありますが、バッグや財布に関してはほとんどの場合買取自体は可能です。

しかしモデルによっても異なりますが、買取の金額は3割程下がる場合が多いです。

シリアルナンバーがない理由はさまざまで対策のしようがないことです。シリアルナンバーがないからといって買取ができないわけではありませんので、シリアルがなくてもお気軽にご相談ください。

まとめ

ルイヴィトンには「シリアルナンバー」と呼ばれる刻印があり、製造国や製造日などを表しています。

自分の購入したアイテムが、いつどこで作られたのかがわかると、特別な気持ちになれるものです。

また、シリアルナンバーが読めるようになれば、偽物を見分けやすくなりますので、ヴィトンユーザーの方は読めるようにしておくと安心です。

ルイヴィトンが好きな方は、これを機にシリアルナンバーについて理解を深めてみてはいかがでしょうか。

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