バーバリーはどの年齢層に合う?ラインごとの対象年齢やブランドイメージ
イギリスの伝統を感じさせる高級ブランド・バーバリー(BERBERRY)といえば、英国らしいクラシカルなアイテムを思い浮かべるのではないでしょうか。
特にバーバリーチェックと呼ばれる、大きめのチェック柄は「バーバリー柄」といってもよいほどアイコンとして認識されています。
またバーバリーはライン展開も多いブランドです。
そこで今回は、バーバリーの年齢層や、ラインごとに人気の年齢、また弊社の年代別買取実績などをご紹介していきます。
バーバリーのライン展開について
バーバリー(BERBERRY)とは、1856年にイギリス・ロンドンでトーマス・バーバリーによって設立されたファッションブランドです。
洋服からバッグ、財布、時計、香水など幅広いジャンルを取り扱い、創業から160年以上という長い歴史を持ち、イギリス王室御用達(Royal Warrant)の名誉ある称号を得ているので、間違いなく品位の高いブランドといえます。
バーバリーは英国発祥ということもあり、ルイヴィトンやエルメスといったハイブランドと比べると、クラシカルでカッチリとした紳士淑女というブランドイメージが強いですよね。
定番のバーバリーチェックやトレンチコートといったバーバリーらしいアイテムの魅力は多くの人が知っているかと思いますが、注意したいポイントが1点あります。それは
バーバリーは、本家バーバリーロンドン以外にも複数のライン展開があるということ。
そのためラインによって、マッチする年齢層やトレンドアイテムも違ってきます。
バーバリーロンドンが人気の年齢層は?
バーバリーロンドンは、意外にも日本人で所有者は少ないです。
日本人には比較的安価なブラックレーベルやブルーレーベルの方が購入しやすく人気だったためです。
ブラックレーベルやブルーレーベルを知っている方からすると、バーバリーロンドンは高額でなかなか手が出しにくいのではと思います。
そういうこともあって高価なバーバリーロンドンを購入する年齢層は、余裕のある30代~40代くらいの方が多いようです。
他のラインよりトラディショナルでベーシックなデザインが多いですが、最近ではカジュアルテイストが強いデザインも増えてきました。
伝統的でクラシカルなハイブランドがお好きな方、またとっておきのプレゼントをセレクトする際におすすめのブランドです。
バーバリーロンドンについて
バーバリーロンドン(BURBERRY LONDON)とは、ロンドンのバーバリー本社が展開する、いわば本家本元といえます。
バーバリーロンドンの特徴としては、ラインの中では高い価格設定、クラシカルでありながらもカジュアルに日常使いができるデザインが基本となっていることです。
そして、バーバリーロンドンから発売されているアイテムの中でも、イギリスで製造されたものと、三陽商会がライセンス契約で製造したものとの2種あります。
イギリス製造はサイズ感大きめでタグはベージュ、三陽商会製造はサイズ感小さめ(日本人にはちょうどよいでしょう)でタグがネイビーです。
素材や品質については、若干の違いでイギリス製造品の方が勝っているとのことですが、日本人に合った作りとサイズ感を重視するのであれば三陽商会製造品がおすすめです。
見た目には同じに見えますので、購入の際は確認をすることをお忘れなく。
ちなみに、バーバリーロンドンは現在「BURBERRY LONDON」というロゴですが、2000年以前製造のものは旧ロゴである「Burberrys」と違いがあります。
バーバリーとバーバリーズの違いは、単にロゴが新しいか古いか、ということです。
バーバリーの買取年齢層
弊社でもバーバリーを買取させていただいております。
2020年1月~12月の買取実績データを元に年齢層別に集計したグラフがこちらです。
30代以降の方が全体の9割以上を占めております。
このグラフからも分かるように、バーバリーは特に30代~50代以上のユーザーからの興味関心を集めていると思われます。
バーバリーは高品質なアイテム展開で、高額商品が多いため、比較的余裕のある30代以上の方に人気なようです。
ラインごとの年齢層やブランド概要
バーバリーロンドン以外のラインについて、対象の年齢層や概要を以下にまとめました。
バーバリープローサム(ランウェイ)
バーバリープローサム(BURBERRY PRORSUM)とは、ラインの中でも最高級とされ、素材とデザインにこだわりが詰め込まれた一級品。
バーバリープローサムのアイテムの多くは、以前はコレクション用の展開がメインで、なかなか手に入れることが難しかったようです。
近年は公式オンラインショップで手軽に購入することができ、デザインも手に取りやすいカジュアルなものが増えてきました。
Tシャツやスニーカーという普段使いに取り入れられそうなトレンド感満載のアイテムが多く、最近よく聞くラグジュアリーストリートなテイストといったところでしょうか。
それもそのはず、このライン刷新にあたっては元ジバンシィのデザイナーであるリカルドディッシュ氏が起用されています。
ただ価格設定が高くTシャツ1枚でも5~6万円ほどしますので、気軽に買うには難しいかもしれません。
バーバリープローサムという名前が浸透していますが、つい最近バーバリーランウェイに名称変更されました。
ただでさえラインの種類が多く、また名称変更も多いので混乱しがちです。
バーバリープローサムの年齢層:10代・20代
上で記述したとおり、バーバリープローサム(ランウェイ)は以前はコレクション向けにあったラインでした。
価格的に高額なことに加えてそもそも普段着に適さないデザインであったため、マイナーな購入層に限られていたのです。
それが近年は高級感のあるストリートテイストに方向転換し、一気に10代・20代の若い年齢層に人気が拡大しています。
以前のバーバリーに対する漠然としたブランドイメージといえば、トラディショナルとかチェック柄ですよね。
悪くいえば「古臭い」というネガティブな固定概念があったところに、このバーバリープローサム(ランウェイ)のトレンド感溢れる現代的なファッションが新しい風を吹かせているようです。
昔からのアイコンであるバーバリーチェック柄は、ブルゾンやキャップなどのカジュアルなアイテムに取り入れられ、新鮮味のある新ロゴはバーバリーの頭文字を使っていたりと、新しいバーバリーをここぞとなく披露。
10代、20代の若者のあいだで今後も人気の広がりが予想されます。
バーバリーブリット
バーバリーブリット(BURBERRY BRIT)とは、現在は廃止されているのかバーバリー公式サイトにも表記が見当たりません。
以前はアウターやフレグランスを中心に、若年層のカジュアル路線ラインとして、少なくとも2016年ごろまでは存在していました。
特にフレグランスは人気が高かったようで、ネットでは未だバーバリーブリットの香水が出回っているほどです。
三陽商会ブランド【ブラックレーベル・クレストブリッジ】
ここからは、以前三陽商会がライセンス契約をしていたライン(旧バーバリーブラックレーベル)であり、現在は完全なる三陽商会のブランドとして独立しているものの紹介となります。
1965年から開始されたバーバリーとのライセンス契約は名前を借りていましたが、2015年に完全独立してからは「バーバリー」という名称は外されました。
別物になってしまったので、やはりランクは本家よりも随分下がることとなり、人気も少し落ちたことは否めません。
ライセンス時代からメンズ専門として、また本家のラインよりも安価であることから大変高い人気がありました。
三陽商会のブランドとなった今でも、ブリティッシュテイストやチェック柄は健在です。
ブラックレーベル・クレストブリッジの年齢層:20代・30代
ブラックレーベルクレストブリッジは、本家バーバリーと比べるとかなりリーズナブルな価格設定なので10代の若い年齢層の方でも購入可能です。
小物ですと2千円~、ネクタイが1万円~、アウターは6万円~、ほどとなっています。
バーバリーブランドだった過去もあるので格落ち感がありながらも、価格を考えるとコスパのよいブランドではないでしょうか。
20代・30代の若い男性へのプレゼントにおすすめです。
40代以降の年齢層となると、少々安っぽさを感じられるかもしれません。
バーバリーチルドレン
バーバリーチルドレンは、0歳から14歳までのサイズを扱っており、マザーズバッグやスイムウェアといったアイテムまで取り揃えています。
バーバリーチルドレンのベビーギフトは大変人気で、とても喜ばれると評判のようです。
バーバリーチルドレンを専門とした国内店舗がいくつかあり、需要が高いものと思われます。
三陽商会ブランド【ブルーレーベル・クレストブリッジ】
こちらのブルーレーベルクレストブリッジ(旧バーバリーブルーレーベル)も三陽商会ブランドとして独立しています。
レディース専門のブランドで、ブリティッシュテイストにキュートやフェミニンをエッセンスしたデザインが基本。
メンズと同じく、リーズナブルな価格帯なので若い年齢層にも手が届きやすく、プレゼントにもよいでしょう。
バーバリーといえば大人っぽい感じをイメージしますが、三陽商会のブルーレーベルクレストブリッジは少女らしい可憐な雰囲気ですね。
若い年齢層の方にこそ似合いそうかなと個人的に思います。
【ブルーレーベル・クレストブリッジ】の年齢層
旧ブルーレーベルは、大人の女性を思わせるスタイリッシュなテイストでしたが、三陽商会のブルーレーベルクレストブリッジになってからは可愛い系統に変化しました。
ただしシックで落ち着いたデザインのアイテムも登場していますので、10代~30代前半の年齢層を中心によくマッチするが、アイテム次第ではより幅広い世代にも合うでしょう。
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