フランクミュラーの資産価値は?ブランドの評価と評判からその魅力に迫る

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時計

世界的な高級時計ブランド、フランクミュラー

創業は1992年とまだ新しいメーカーにも関わらず、今や老舗ブランドとも肩を並べるほどの人気と知名度です。

独創的なモデルを多数取り揃えるフランクミュラーですが、この記事ではその資産価値やブランド評価魅力、そして中古市場での買取相場から高く売れるモデルまで紹介してきます。

フランクミュラーの評価や魅力とは

まずはフランクミュラーの評価や魅力についてお話します。

フランクミュラーは、天才時計師といわれるフランク・ミュラー氏・ヴァルタン・シルマケス氏の2人によって1992年に設立。

世界初の技術を持つ複雑機構な時計は、ラグジュアリーなデザイン性も兼ね備えており設立から数年で老舗ブランドと肩を並べるほど成長を遂げました。

比較的新しい時計ブランドですが、世界中で多くのファンを獲得し、資産価値の高さに繋がっています。

芸術的でファッション性が高い

フランクミュラー時計の大きな魅力のひとつが、独創的なデザイン。

芸術的で、ファッション性の高さで高い評価を得ています。明確なターゲットに合うブランド戦略に成功しており、顧客層ごとの要望に応じたモデル展開をし続けています。

また、王道デザインを展開しない点も、他のブランドにない特徴のひとつ。新しい着眼的で作られた独創的なフォルムが世界中のファンを魅了し、資産価値を高めているのです。

突出したプロモーション

時計市場がコモディティ化され、コスパ重視の時計販売が加速する一方で、フランクミュラーでは「良いモノを高く売る」というコンセプトを徹底しました。

現在のフランクミュラーでは、そんな高付加価値戦略により、良質な製品を顧客に届け続けることで成功を納めました。

もちろん、高価格帯に消費者が納得するための技術開発を行い、海外へ認知させるプロモーション戦略にも力を入れています。

SNS・動画などウェブコンテンツを活用し、製品詳細を伝え見込み顧客を増やしていったのです。

プロモーションの効果は大きく「独創的な高級時計=フランクミュラー」であるとして、現在では世界に認知されるまでに至りました。

フランクミュラーの資産価値はどれくらい?

気になるフランクミュラーの資産価値についてですが、

「定価購入か中古品購入か」で大きく変わってくるのです。

※中古品=Aランク程度の美品、付属品完備

資産価値の指標のひとつに購入価格に対する販売(買取)価格の割合を表した「換金率(リセールバリュー)」があります。フランクミュラーの場合は

定価購入の場合は、換金率が20~30%と他ブランドと比較しても低め

中古品購入ならば、換金率が50~65%となり資産価値としても優秀

そのため資産価値まで考えてフランクミュラーを購入される方は、中古品という選択肢も多いにありでしょう。

前項で紹介したようにフランクミュラーは異彩を放つ個性的なデザインが特長のブランド。

そのため万人受けはしません。

新品定価と中古品販売価格の差が大きいのは、フランクミュラーが人を選ぶブランドである点も関係しているのではと思います。

買取実績からみるモデルごとの資産価値

ここからは弊社買取実績を元にモデルごとの資産価値を見ていきましょう。

ロングアイランド 950QZ

買取価格

¥400,000

定価(税込)

¥1,628,000

換金率(定価購入の場合)

24.6%

中古販売価格(税込)

¥600,000

換金率(中古品購入の場合)

66.7%

買取日

2020年12月

ブランドの新たな歴史を切り開いたと評価されるのが2000年に発売された「ロングアイランド」シリーズです。

アメリカのニューヨーク南東部にあるロングアイランドという実在の島にインスパイアされ開発されたのがモデル名の由来。

島で余暇を優雅に過ごす富裕層たちの遊び心がデザインにも反映されています。

いくつかあるフランクミュラーのシリーズの中でも、このロングアイランドは特に人気が高く中古でも状態の良い美品ならば資産として高い価値を持つでしょう。

トノーカーベックス・アイアン・クロコ 8880SCIRONCRO

買取価格

¥400,000

定価(税込)

¥1,760,000

換金率(定価購入の場合)

22.7%

中古販売価格(税込)

¥630,000

換金率(中古品購入の場合)

63.5%

買取日

2021年1月

フランクミュラーでも欠かすことのできないシリーズが「トノーカーベックス」。

カラードリーム・レッドカーペット・クロノグラフ・レリーフ・パスティーユ プティ・数量限定モデルなど、さまざまなモデルが存在します。

トノーカーベックスはフランクミュラー氏がまだ独立時計技師だった20代のころに製作したフォルムが原型で、1992年ブランドの誕生と同時に発売されました。

フランス語でトノウは樽、カーベックスは「湾曲」を意味し、その名の通り直線と曲線が融合した美しいフォルムは多くの人々を魅了し、フランクミュラーきっての人気シリーズとなっています。

中古品価格に対しての換金率は60%を超え、資産価値としても優秀です。

ロングアイランド・ブラックマジック 902QZD

買取価格

¥350,000

定価(税込)

¥1,815,000

換金率(定価購入の場合)

19.3%

中古販売価格(税込)

¥700,000

換金率(中古品購入の場合)

50.0%

買取日

2021年2月

パープルの文字盤以外は黒で統一されゴシックな雰囲気が漂うモデルです。

ダイアルは光の反射を抑え視認性を高める伝統技法であるギョーシェ彫りが施され、ビザン数字とともに時計全体の優雅さを高めています

ラグジュアリーな質感を持ち、湾曲したケースデザインは腕に心地良く馴染み、使い勝手の良い1本です。

ロングアイランドの中でもデザインの個性が強いため、万人受けはしません。そのことがやや低めの換金率に表れています。

しかしながら状態の良い中古品ならば換金率も50%を超え、資産価値も悪くありません。

その他の人気シリーズ

「トノーカーベックス」「ロングアイランド」以外に「カサブランカ」「コンキスタドール」も人気の高いシリーズです。

実用性を目指した「カサブランカ」

1994年発売の「カサブランカ」は、実用性を考慮したモデルです。販売当時、ステンレススティールを唯一採用しました。

映画のカサブランカや都市のカサブランカなどから影響を受け製作された同モデルは、ファッションにこだわりのある男性から支持を獲得。トノー型のフォルムが印象的で、優雅で美しく曲線が特徴的です。

「気軽に使用することのできる普段使いの実用時計」というコンセプトを軸に製作され、デイリーユースしやすい時計となっています。

立体的でスポーティー「コンキスタドール」

「コンキスタドール」は、トノーカーベックスの進化版として販売されました。

フォルムは綺麗な曲線を描いており、ボリューム感のあるデザインが人気。1944年に発売され、トノーカーベックスになかったベゼルにステップを付けることで、立体感を出しました。

スポーティーなフォルムが美しく、装着時は今までの腕時計にはない心地良さを感じられるでしょう。

フランクミュラーをできるだけ高く売るために

資産価値のあるフランクミューラーをできるだけ高く売るために、査定に出す際は以下の3つを意識しましょう。

・付属品や保証書を揃える

・相場動向をチェック

・実績豊富な買取専門店で売る

付属品や保証書を揃える

フランクミュラーを高く売るために、購入したときに付属した箱やコマ、ギャランティーカードを揃えて査定に出しましょう。付属品や保証書を揃えることで、買取店側が再販しやすくなり、査定額アップに繋がります。

特に保証書は真贋の証明にもなるため、付属の有無で数万円変わる場合も。付属品や保証書を保管してあれば、必ず買取店へ持っていきましょう。

相場動向を確認する

フランクミュラーを売る前に、相場動向をチェックしておきましょう。フランクミュラーの買取相場は、為替・買取店の在庫状況・新モデルの発売などで変動するためです。

事前に情報をチェックし、高価買取になるタイミングかどうかを見極めるのがよいでしょう。

実績豊富な買取専門店で売る

フランクミュラーは、買取経験が豊富な専門店へ売却しましょう。フランクミュラーの買取経験が豊富なお店であれば、時計の持つ資産価値や市場に合った適正額の提示ができるのです。

経験豊富な専門店ならブランドを隅々まで知り尽くしているので、定番モデルからレアモデルまで、正しく価値を見極めますよ。

まとめ|フランクミュラーを売るならウォッチニアン買取専門店まで

フランクミュラーの資産価値やブランド評価、魅力などについてお話しました。

買取専門店「ウォッチニアン買取専門店」はフランクミュラーの時計を高価買取中。

高級時計の相場は日々変化しており、取引の現場にいなければ最新の相場動向をことは難しいもの。

弊社では市場価格に精通した経験豊富な鑑定士が各店に在籍し、上限価格いっぱいの高額査定を目指しております。

買取価格にはどこよりも自信アリです。

手数料など一切かかりませんので、お気軽にお申し付けください。

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