1月の誕生石ガーネット|意味や石言葉・価値について解説

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ダイヤモンド

1月の誕生石であるガーネットは、ルビーと共に赤い宝石の代表格でもあります。

宝石の中では比較的知名度の高い石ではありますが、その意味や特徴などは意外と知られていません。

そこで今回は1月の誕生石ガーネットについて意味や石言葉・市場での価値などをお話していきます。

1月の誕生石ガーネット|意味や石言葉

ガーネットの歴史は古く、紀元前3000年のエジプトではすでに宝石として珍重されていました。

ファラオのミイラを埋葬する際にも、ガーネットのネックレスが用いられ、来世のための財産とされたといわれています。

また旧約聖書でもガーネットが「ノアの方舟」の暗闇を照らす灯火として使われたと記され、十字軍の兵士もガーネットを守護石として身に着けていたそうです。

太古の昔から人々に尊重されてきたガーネット。

石言葉としては、

・真実

・勝利

・友愛

・忠実

などがあります。

また情熱ややる気を高め、勝利へ導いてくれるという意味もあります。

ノアの方舟で灯火として用いられたように、炎を思わせる真紅には困難の中でも人々に道を示すという意味があったのですね。

またパワーストーンとしては「情熱」を意味し、持ち主のやる気を引き出し、希望を与える力を持つとされています。

1月の誕生日プレゼントとしてはもちろん、相手を元気付けるお守りとしてもガーネットは最適なのではないでしょうか。

ガーネット|由来や和名

ガーネットという名前の由来は種を表すラテン語「granatus(グラナタス)」だとされています。

これはガーネットの結晶が「柘榴(ザクロ・pome-granate)」の種に似ていることから名付けられました。

これにちなみ、和名でも「柘榴石(ざくろいし)」という名称で呼ばれています。

またスペインのグラナダ(Granada)はザクロの木が多く植えられていたことから付いた地名とされており、ガーネットはスペインで特に人気の高い宝石でもあります。

「ザクロ(pome-granate)」は「種の多いリンゴ」を語源として名付けられ、そのザクロに似ていたガーネットが「granate」から派生し「garnet」となったのではないでしょうか。

古くは赤い宝石全般を指した「カーバンクル」という名称も、元々の意味はカボションカットされた丸いガーネットだったといわれています。

赤に緑も!ガーネットの特徴や種類

前項でガーネットという名前の由来をお話しましたが、実は「ガーネット」という呼称は単一の鉱石を指すものではなく、化学組成が近い「ガーネットグループ」を表したグループ名。

そのためグループの中には赤色だけでなくオレンジや緑色のガーネットも存在します。

ガーネットはアルミニウムを主成分とする赤色系の「パイラルスパイト」、そしてカルシウムを主成分とする緑色系「ウグランダイト」の2系統があり、さらに成分の違いで合計13種類ほどに分けられるのです。

これらの多様性は宝石の中でも珍しくガーネットの興味深い特徴のひとつですね。

ガーネットの買取価格はどれくらい?

ガーネットの中で最高級とされるのが、緑色の「アンドラダイト・ガーネット」の変種である「デマントイド・ガーネット」。

市場価格は1ctで20~120万円ほどの値が付きます。

1860年代のロシアのウラル山脈で発見されましたが、その採掘量は少なく市場に出回ることも稀なため価値が上昇していきました。

デマントイドとはオランダ語で「ダイヤモンドのような」という意味で、光の分散度はダイヤモンド以上とされます。

赤色系のガーネットについては、産出量が多く良質なものがリーズナブルな価格で入手できるメリットがある反面、買取価格としてはそこまでは伸びません。

市場価格は1ctあたり1~7万円ほどになります。

色味や素材の貴金属によっても違ってきますので、お手持ちのガーネットがいくらくらいになるか気になる方は買取査定に出すことをオススメします。

まとめ|ガーネットを売るならウォッチニアン買取専門店まで

1月の誕生石ガーネットの意味や石言葉などをご紹介しました。

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