【種類別】宝石の価値はどうやって決まる?高く売れる宝石の特徴も
「価値のある宝石かどうか知りたい」
「宝石をできる限り高く売りたい」
宝石は価値の高いものから安価なものまで、またそれぞれ異なる特徴やバリエーションを持っています。
その価値を見極めるのは知識とスキルが必要で、専門家でも鑑定に機械を使うケースもあります。
だからこそ、店舗によっては数万円単位で値段が変わってしまうケースも。
この記事では、そんな宝石の中でもより価値の高い宝石の種類について紹介します。
ご自宅に宝石があれば、もしかしたらそれは資産価値があり高く売れる宝石かもしれません。
宝石の価値が決まる基準
宝石の価値が決まる基準は、以下3つです。
- ●五大宝石・希少な宝石
- ●宝石のクオリティー
- ●ブランドジュエリー
五大宝石・希少な宝石
宝石の中でも「五大宝石」と呼ばれるダイヤモンド・サファイア・ルビー・エメラルド・アレキサンドライトは、価値が高いとされています。
また、パライバトルマリンタンザナイト・パール・翡翠・真珠などの希少な宝石も、高値で買取される傾向です。
宝石のクオリティー
宝石の大きさや色、割れ、輝き、欠けなどのクオリティーが、宝石の価値を決める判断材料になります。
例えば、ダイヤモンドの場合は「4C」という国際的な評価基準があり、カラー・クラリティ・カラット・カットによって価格が決まるのです。
宝石によって色味や輝きの価値基準が異なるので、宝石ごとの評価基準を理解しておきましょう。
ブランドジュエリー
中古市場では、以下のようなブランドジュエリーが高い評価を得ています。
- ●カルティエ
- ●ティファニー
- ●ハリーウィンストン
- ●ブルガリ
- ●シャネル
- ●ヴァンクリーフ&アーペル
- ●ピアジェ
- ●ショパール など
ブランド力やデザイン性が評価されると、宝石の価値にプラスした査定額アップのチャンスも。
なお、トレンドが反映されたジュエリーはかえってマイナスになることもあり、不要になったらできるだけ早めに査定に出すことを心掛けてください。
【種類別】評価が高い宝石の特徴
それぞれの種類ごとに、評価が高い宝石の特徴を紹介します。
- ●ダイヤモンド
- ●ルビー
- ●サファイア
- ●エメラルド
- ●アレキサンドライト
- ●タンザナイト
- ●パライバトルマリン
- ●パール(真珠)
ダイヤモンド
加工・採掘にコストがかかりやすく、販売額も高価なダイヤモンド。
ダイヤモンドは、「4C(カラー・クラリティ・カラット・カット)」で評価されます。
30パターンほどあるカットの種類の中でも、ラウンドブリリアンカットが最も高値で取引されます。
基本的に無色透明なものほど高値で取引されますが、黄色が強いファンシーダイヤモンドは流通量が少なく、より高価買取が期待できるでしょう。
ルビー
赤色が美しいルビーは、世界各国の女性から愛される宝石です。歴史の中では、ダイヤモンドよりも希少とされる場面があるなど、価値が高いことがわかります。
産地はミャンマー、タイ、スリランカなどです。あまり知られていませんが、ルビーとサファイアはコランダムといわれる同じ鉱物であり、不純物の違いでカラーが分かれています。
ルビーの原石には、発色がいいものはほとんどなく、市場に出回るモノには加熱処理が実施されている場合がほとんど。加熱処理を必要としないルビーは全体の5%ほどしか見られず、非常に珍しい逸品です。
また、ピジョンブラッドといわれる真っ赤で透明度の高いルビーは、希少なことからより高値で取引されています。
サファイア
ブルーカラーが特徴のサファイア。実は他にもオレンジ、ピンクなどのカラーが存在し、「ファンシーカラーサファイア」として販売されています。
ファンシーカラーサファイアのなかでも「パパラチアサファイア」は、より希少で高値が付きます。
採掘先は、オーストラリア、ミャンマーのビルマ、カシミールなど。特に加熱加工が必要ないほど綺麗で透明感のあるビルマ産と流通量が少ないカシミール産が非常に高価で取引されています。
サファイヤは、透明度が高く色が濃いものほどより高価買取になるのが特徴です。
エメラルド
世界的に高い需要のあるエメラルドは、深緑色のカラーを持つ宝石です。光に透かすことで、木々や草などの内包物が見え庭のようなイメージにつながるため、「天国の庭が見える石」と呼称されています。
一般的に内包物が少なく、色が濃いものほど価値の高いエメラルドの特徴です。
全体の60%がコロンビア産で、特に「ムゾー鉱山」で採掘された希少なエメラルドは、高値で取引されています。
少しの衝撃や温度変化が割れや欠けの要因になるため、保管の際は注意が必要です。
アレキサンドライト
1830年に発掘されたアレキサンドライトは、昼と夜かけて見えるカラーが異なることから魔法のような魅力がある宝石として人気です。
太陽が照らすことで見える青みがかったグリーンカラーと、ロウソクの光で灯る赤紫のカラーは変色効果といわれ、変色の度合いが強いほど高価になります。
産地はスリランカ、ブラジル、ロシアになり、最も価値が高いのがブラジル産。採掘量が少ないことから、1カラット以上のブラジル産はより高い価格で取引されます。
また内包物が少ないものほどより高く、アレキサンドライトは色が濃いものよりも明暗が中間のものが高くなる傾向です。
タンザナイト
1967年に発見されたタンザナイトは、青紫のカラーが印象的な宝石です。タンザニアの鉱山でのみ採掘されていることからタンザナイトと有名ブランドのティファニーが名前を付けられました。
角度によってさまざまなカラーを見せるタンザナイトは、変色性が高く色の濃いものが高価買取になります。また明度は真ん中あたりで、彩度が高いほど価値が高まります。
硬度が低く破損しやすいので、保管には充分な注意が必要です。
パライバトルマリン
パライバトルマリンは、1987年に発見された宝石の中で最も歴史が短い宝石です。高品質なものは1990〜1991年に採掘されたため、現在はほとんど採掘されません。
青や緑色をしており、青が最も高価とされています。鮮やかな色合いは人気で、ブラジル産のものは非常に綺麗なため、より高額な取引に。
また緑色が少なく、濃すぎず薄すぎない個体がより価値が高いとされます。
メディアで「ダイヤモンドよりも高価」と紹介されるほど、今世間でもっとも注目されている宝石です。
パール(真珠)
パールは貝から採れる宝石であり、貝の種類により種類が異なります。神の涙ともいわれるパールは、冠婚葬祭で身に着けられやすいのが特徴です。
巻き・色・形・光沢・キズ・サイズ・連相という7つの指標により価値が決定します。ただし、この基準の他にも企業ごとにさまざまな評価基準があり、品質チェックはさまざまです。
特に花珠真珠といわれるものは、価値が高く高価買取になります。
宝石を高く売るポイント
宝石を高く売るために、以下3つのポイントをおさえましょう。
- ●高く売れるタイミング
- ●複数店舗で比較する
- ●宝石に詳しい買取店へ売却
高く売れるタイミング
宝石を高く売るために、高く売れるタイミングを見極めましょう。
買取店のHPなどで「ルビーを強化買取中」「ダイヤモンドの高価買取に自信あり」など、時期によってキャンペーンなどもよくあります。
そういったときは交渉もしやすく、高い買取に導きやすいでしょう。
また、流行のデザインかどうかをチェックするのもひとつです。トレンドに乗っている商品は需要が高まりやすく、高価買取が期待できます。
市場相場をチェックして、納得できるタイミングで買取に出しましょう。
複数店舗で比較する
買取店によって買取基準が定められているので、同じ商品でも買取額に差が出ることがあります。宝石を依頼する際は、何社か比較しておくことが大切です。
最も高く買取できるお店をすぐに見つけられる他、店舗ごとの対応力も確認できるでしょう。
宝石に詳しい買取店へ売却
宝石を売る際は、宝石に詳しい買取店へ査定に出しましょう。宝石に知見があることで、正しい価値を見極め、適正価格での買取が期待できます。
豊富な宝石の品質を判断するには熟練の技術と知識が必要になるので、安売りを避けるためにも、宝石の知識が深い買取店への依頼がおすすめ。
買取店のウェブサイトには買取実績が掲載されています。買取相場や実績に目を通して、どのような宝石を査定した経験があるのかチェックしましょう。
宝石を高く売るなら「ウォッチニアン買取専門店」へ
ウォッチニアン買取専門店は、年間買取100億円を超える業界トップクラスの査定実績があります。
業界歴平均10年以上のスタッフが宝石や市場動向を熟知し、ブランドジュエリーや希少な宝石まで、幅広い商品の査定に対応。
国内外に独自の再販ルートを持つことで、国内では成しえない高値での買取を実現しています。
「初めて買取を利用する」「宝石がよくわからない」「他店の査定に納得できない」という不安や疑問に、納得のいく買取をさせていただきます。
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