ロレックス シードゥエラー 116660

ロレックス（ROLEX）といえばオイスターケースの開発など、時計の弱点でもあった水に対して研究を積み重ね防水機能の歴史を築いてきました。今回ご紹介しますモデルは、そんなロレックスの中で最も高い防水機能を持つシードゥエラー・ディープシーRef.116660です。シードゥエラーはロレックスの人気シリーズであるサブマリーナ（SUBMARINER）から派生したシリーズで、デザインはサブマリーナに似ていますが、防水面が異なります。サブマリーナは現在300ｍの防水機能を誇りますが、シードゥエラーは1220ｍ防水と約4倍ほどになっています。シードゥエラー·ディープシーはそんなシードゥエラーが進化したモデルで、防水機能はなんと3900ｍを誇ります。もちろんダイバーズウォッチというレベルをはるかに超えており、深海での作業時などに使うことができます。防水機能にこだわりを持ち、その技術に満足することなく防水性に対して、突き詰めたロレックスの技術力が詰まったモデルではないでしょうか。ディープシーRef.116660はケースサイズも圧巻です。シードゥエラーのケースサイズは通常40ｍｍですが、これが43ｍｍと大型化。ケースサイズが3ｍｍアップするとかなり大きくなった印象がありますが、ケースの厚みも約17.5ｍｍあり、シードゥエラーに対してディープシーは2.5ｍｍほど厚くなっているためより大きく感じます。防水機能も高くケースサイズも大きくなっているため、ムーブメントもシードゥエラーやサブマリーナと違うのかな？と思われがちですが、実は同じキャリバー3135を搭載しています。なぜそこまで高い防水性を誇れるかといいますと、ムーブメントではなくケースの作りに秘密があります。ディープシーはリングロックシステムというロレックスが特許を取得した構造になっており、水圧が強くなればなるほど中の気密性が高くなるように作られております。またサファイアクリスタルの風防はなんと厚さが5ｍｍを超える極厚の風防になっております。またそれに伴いクリスタルガスケットも他のモデルより、かなり厚くなっており強度・耐久性に優れた樹脂素材を採用しております。ケースの裏も少し他のモデルと違います。通常はステンレス製のケースが使われておりますが、ディープシーはチタン製の裏蓋で外側がステンレス素材の裏蓋になっており、二重構造になっております。これも外見からわかる違いディープシーならではの特徴でもあります。メルセデス針は基本的にデザインは一緒ですが、ケースサイズが大きくなったこともあり、こちらもサイズアップされております。
2008年からディープシーは登場しておりますが、実は文字盤が若干変わったというのはご存知でしょうか？マーク1·マーク2·マーク3という種類に分けられており、王冠マークの形、SEA-DWELLERの字体の変化などといった、パッと見では気づきにくい部分ではありますが、このような変化も現在確認されております。マーク1文字盤が約1年ほどの流通だったため、最も数が少ないといわれておりますが、今のところ文字盤によって大きな値段の違いは見られません。これからまた新しい文字盤が出てくる可能性もありますので、注目したいと思います。ウォッチニアン買取専門店ではディープシーの買取に力を入れております。まずは査定だけでもしてみませんか？？お客様のご利用心よりお待ちしております。