堂々の1位は高級ブランドの代表格「ルイ・ヴィトン」！多くの方が納得の結果ではないでしょうか。ルイ・ヴィトンは高級ブランドの中で売上も世界トップクラスであり、フォーブス誌「世界で最も価値のあるブランドランキング」の常連でもあります。

ヴィトンの強さは、「実用的で高品質」「高すぎない価格設定」「安定供給」「巧みなブランドイメージ維持」といった絶妙なバランス感覚にあると言えるでしょう。一般層にも広く普及した、まさに「ブランド界の王者」です。

1854年、旅行カバン専門アトリエとして創業。平積み可能なトランクや防水性の高い素材で評判を呼びました。「タイタニック号から引き上げられたヴィトンのトランクは浸水していなかった」という逸話は、その品質の高さを物語っています。

バッグの最高峰ブランド「エルメス」が第2位。こちらは「人気」というよりも「注目度」「憧れ」といった意味合いでの検索が多いかもしれません。バーキンやケリーは、多くの人にとって永遠の憧れです。

1837年に高級馬具工房として創業。時代の変化と共に事業を多角化し、1892年に初のバッグ「サック・オータクロア」（バーキン、ケリーの原型）を発表。その後スカーフや香水なども展開し、世界中の人々を魅了し続ける最高峰ブランドとしての地位を確立しました。

婚約指輪や結婚指輪の定番としても名高い「ティファニー」。日本でも抜群の知名度と人気を誇ります。「オープンハート」ネックレスの大流行は記憶に新しいですが、流行に関わらず、「可愛い」「可憐」「清楚」といったブランドイメージは多くの女性に愛され続けています。

1837年、NYで文房具や宝飾品を扱う店としてスタート。ダイヤモンドジュエリーで成功を収め、世界的なトップジュエラーとなりました。

最高の実用高級時計ブランド「ロレックス」。こちらもヴィトンのように、「高品質な実用性」「適度な価格帯」「安定した流通量」を高いレベルで両立させている点が人気の理由でしょう。王冠ロゴが示す通り、時計界のリーダー的存在です。

質実剛健な魅力は、富裕層だけでなく一般層にも多くのファンを抱えています。また、驚異的なリセールバリューの高さも特筆すべき点。買取率80%超えも珍しくなく、定価以上で取引されるモデルも多数存在するため、単なる時計ではなく「資産」としての側面も持ち合わせています。

香水「N°5」、喪服の色だった黒を用いた「リトル・ブラック・ドレス」、永遠の定番「シャネルスーツ」など、数々の革新を生み出してきた「シャネル」。ブランドそのものはもちろん、創業者ココ・シャネル自身の生き方に憧れるファンも少なくありません。

1910年、パリの帽子店からスタート。ジャージー素材の導入など、従来の常識を覆すスタイルでファッション界に革命を起こしました。マリリン・モンローの有名な言葉も、ブランドの伝説を彩っています。

ウェア、バッグ、コスメに至るまで、エレガンスを追求する人々に深く愛され続ける「ディオール」。1946年創業と、比較的新しいながらも瞬く間に世界のトップメゾンへ。

創業翌年に発表された、ウエストを絞りスカートを広げた「ニュールック」は、戦後のファッション界に衝撃を与え、女性らしさを讃えるスタイルとして熱狂的に受け入れられました。創業者の急逝後も、そのエレガントな精神は現代に受け継がれています。

「L」を4つ組み合わせたアナグラムロゴでお馴染みのスペインブランド「ロエベ」。アイコンバッグ「パズル」や「ハンモック」など、独創的なデザインが人気です。何より、「レザーの品質が素晴らしい」と評価が高く、その極上の手触りの虜になるファンが後を絶ちません。

1846年、マドリードの皮革工房が起源。ドイツ人職人エンリケ・ロエベ・ロスバーグが加わり、その品質とデザイン性が認められ、スペイン王室御用達となりました。

世界5大ジュエラーのひとつ「カルティエ」。婚約・結婚指輪の定番であり、「トリニティ」リングや「ラブ」ブレスレットはあまりにも有名です。王室御用達ジュエラーとしての歴史を持ち、その気品あるデザインは世界中の人々を魅了します。

1847年パリで創業。ヨーロッパ各国の王室を顧客とし、「王の宝石商、宝石商の王」と称されました。ジュエリーだけでなく時計製造にも早くから取り組み、角型時計の先駆け「タンク」は、アール・デコを象徴するデザインとして今なお絶大な人気を誇ります。

ポニーロゴでお馴染みの「ラルフローレン」。アメリカントラッドの代表格であり、そのベーシックで品の良いスタイルは、世代を超えて愛されています。特にポロシャツは、メンズファッションの定番中の定番と言えるでしょう。

1967年、ネクタイ販売からスタート。イギリスの伝統的なスタイルにアメリカ的な解釈を加えたデザインが人気を博し、ウェア、アクセサリー、ホームコレクションと幅広く展開しています。

ベーシックながら洗練されたデザインと実用性で、特に自立した大人の女性から高い支持を得る「セリーヌ」。アイコンバッグ「ラゲージ」や、シンプルな「カバ」シリーズなどが人気です。

1945年、パリで子ども靴専門店として創業。後に婦人靴、バッグ、プレタポルテへと展開し、上品でシックな「B.C.B.G」スタイルを代表するブランドとして地位を確立しました。フィービー・ファイロ時代のミニマルなデザインも、現在なお高い人気を誇っています。

色鮮やかなマルチストライプがアイコンの英国ブランド「ポールスミス」。クラシックなスタイルに遊び心を加えたデザインが特徴で、特にメンズウェアや財布、ネクタイなどが人気です。「ひねりの効いたクラシック」をコンセプトに、世界中で愛されています。

鮮烈な赤地に白文字のボックスロゴで知られる、NY発のストリートウェアブランド「シュプリーム」。スケーターカルチャーを背景に持ちながら、ファッション性の高さと限定性で、世界中の若者から熱狂的な支持を集めています。様々なブランドとのコラボレーションも常に話題となります。

1895年創業、オーストリアのクリスタル・ガラス製造会社「スワロフスキー」。独自のカット技術が生み出す比類なき輝きを持つクリスタルガラスは、ジュエリー、時計、オーナメント、そしてファッションアイテムの装飾として幅広く用いられています。比較的手に取りやすい価格帯のジュエリーも人気です。

モード界に革新をもたらしてきたスペイン発祥の老舗ブランド「バレンシアガ」。近年はストリートの要素を取り入れた大胆なデザインで再び大きな注目を集めています。ロゴアイテムやスニーカー「トリプルS」「スピードトレーナー」などが特に人気。芸能人の愛用者も多いブランドです。

フレンチカジュアルを代表するブランド「アニエスベー」。手書き風ロゴやトカゲのモチーフが特徴で、シンプルでタイムレス、かつ着心地の良いデザインが幅広い層に支持されています。カーディガンプレッションやボーダートップスはブランドのアイコン的存在です。

GGロゴやウェブストライプでお馴染み、イタリアを代表するラグジュアリーブランド「グッチ」。伝統と革新を融合させたデザインで、常にファッション界をリードし続けています。バッグ、財布、ウェア、シューズなど、幅広いアイテムが世代を問わず人気です。近年のアレッサンドロ・ミケーレによるレトロで個性的な世界観も話題となりました。

高級ダウンウェアの代名詞的存在「モンクレール」。フランスで登山家向けの装備品メーカーとして創業。その高い機能性と保温性は、厳しい環境下でも性能を発揮します。近年はファッション性も高まり、都会的で洗練されたデザインのダウンジャケットは、冬のラグジュアリーアウターとして絶大な人気を誇ります。

NY発、現代的でジェットセットなライフスタイルを提案する「マイケルコース」。都会的で洗練されたデザインと、比較的手に取りやすい価格帯が魅力で、特に働く女性から高い支持を集めています。バッグや財布、時計などが人気アイテムです。

英国を代表するラグジュアリーブランド「バーバリー」。トレンチコートの元祖として知られ、キャメル地に黒・白・赤で構成された「バーバリーチェック」はブランドの象徴です。伝統的なスタイルを守りつつ、近年はストリートテイストも取り入れ、新たなファン層を獲得しています。

日本の美意識と匠の技が生み出す、世界に誇る高級腕時計ブランド「グランドセイコー」。「最高の普通」を追求した、シンプルながらも精緻なデザインと、圧倒的な精度が魅力です。機械式、クオーツ、そして独自の「スプリングドライブ」と、多様なムーブメントを展開しています。

NY発、カラフルで遊び心あふれるデザインが人気の「ケイトスペード」。ポジティブでフェミニンな世界観が、多くの女性の心を掴んでいます。バッグや財布などのレザーグッズを中心に、アパレル、アクセサリー、ホームグッズまで幅広く展開。比較的手に取りやすい価格帯も魅力です。

イタリア・ミラノを代表するラグジュアリーブランド「プラダ」。創業当初は革製品が中心でしたが、ミウッチャ・プラダによる革新的なナイロン素材「ポコノ」を用いたバッグで世界的な名声を得ました。シンプルで洗練されたデザインと、逆三角形のロゴプレートが特徴。姉妹ブランド「ミュウミュウ」も人気です。

LA発、シルバーアクセサリー界の"帝王"とも称される「クロムハーツ」。クロスやダガーといった重厚でロックなモチーフ、手作業による精巧な作り込みが魅力です。シルバーアクセサリーだけでなく、レザーアイテムやアパレルも展開。世界中のミュージシャンやセレブリティに愛用されています。

ロレックスと並び称される、スイスの高級時計ブランド「オメガ」。オリンピックの公式タイムキーパーや、アポロ計画で月面に降り立った「スピードマスター」など、その歴史は精度と信頼性の証です。「シーマスター」はダイバーズウォッチのアイコン的存在。高い実用性と洗練されたデザインで、世界中で人気を博しています。

NY発のライフスタイルブランド「トリーバーチ」。クラシックなアメリカンスポーツウェアに、ボヘミアンやエスニックな要素をミックスした独自のデザインが特徴です。「ダブルT」ロゴをあしらったフラットシューズやバッグがアイコン。比較的手頃な価格帯で、幅広い年齢層に人気があります。

「日本のミランダ・カー」を探せというキャッチコピーでも知られる、日本発のバッグブランド「サマンサタバサ」。フェミニンでキュートなデザインと、トレンドを取り入れた豊富なカラーバリエーションが、若い女性を中心に絶大な人気を誇ります。様々なラインを展開し、幅広いニーズに対応しています。

NYを代表するデザイナー、マーク・ジェイコブス自身の名を冠したブランド。「ザ・トートバッグ」や「スナップショット」など、キャッチーで遊び心のあるデザインが人気を集めています。ウェアからアクセサリー、フレグランスまで幅広く展開。セカンドラインの「マーク BY マークジェイコブス」（現在は統合）も人気でした。

フランスが誇るラグジュアリーブランド「サンローラン」。かつての「イヴ・サンローラン」から改名しましたが、「YSL」のカサンドラロゴは健在です。「モードの帝王」と称された創業者のエスプリを受け継ぎ、ロックでエレガント、官能的なスタイルを提案し続けています。バッグ、財布、ウェア、シューズなどが人気。

イタリア・ローマを代表するラグジュアリーブランド「フェンディ」。元々は毛皮工房としてスタートしました。カール・ラガーフェルドが生み出した「ダブルF」ロゴ（ズッカ柄）や、アイコンバッグ「バゲット」「ピーカブー」などが有名。伝統的な職人技と革新的なデザインが融合したアイテムが魅力です。

NY発、アクセシブル・ラグジュアリーブランドの代表格「コーチ」。高品質なレザーグッズを手頃な価格で提供し、幅広い層に支持されています。「C」ロゴをモノグラム調にあしらった「シグネチャー」コレクションが特に有名。近年はデザインもより洗練され、新たなファンを獲得しています。