ロレックス サブマリーナ 16610LV

サブマリーナ 16610LVについて

サブマリーナデイト「16610LV」は、1953年に登場した世界初のダイバーズウォッチ「サブマリーナ」の生誕50周年記念モデルとして、2003年に誕生しました。ベゼルをロレックスのコーポレートカラーであるグリーンにしたことで大きな話題となったこのモデルは通称「グリーンサブ」と呼ばれています。LVはフランス語でLunette Vertの略で、グリーンベゼルを意味しています。発売当初は、限定生産と予想されていたため、プレミア価格での取引でしたが、その後は定番化され、スポーツモデルのラインアップとして、2010年までの7年間製造されました。スペックとしては、サブマリーナデイト「16610」とほぼ同じで、防水300ｍを誇り、潜水時間を計測するための逆回転防止ベゼルを装備、パワーリザーブ48時間のデイト付きムーブメント「Cal.3135」を搭載しています。
「16610」と違う点としては、インデックスと針が後の6桁スポーツモデルと同じく、大型化されている点です。現行モデルでは一般的なこのインデックスは、5桁モデルでは「16610LV」のみとなります。また「16610LV」は生産期間の7年間で、ダイヤル表記やルーレット刻印などの細かい仕様の違いで、熱心なファンのあいだでマーク0～マーク8まで分類されています。
その中でも一番のプレミア価格を誇っているのが、初期生産分でY・F・D番に存在するマーク1と呼ばれる個体です。このマーク1の特徴は、ベゼルの4が台形の形をしている、通称「FLAT4/FAT4」と呼ばれる仕様になっていること、そしてダイヤル6時位置のSWISS MADEが28分と32分の目盛を超えて表記されている、通称「ビッグスイス」という表記になっていることです。更に初期生産分に見られる、ベゼルのグリーンの色味が明るく、経年変化で色味が抜けるような色合いになってくる「ライムベゼル」だと、なお希少性が高いです。このマーク1はとにかく流通量が少なく、現在ではプレミア価格で取引されています。このマーク1以外でも高年式のルーレット刻印が入っているモデルを筆頭に、国内外での高い需要に対して、流通量が追い付いていない現状、16610LVの相場は上昇傾向にあります。
現行モデルがダイヤルまでグリーンになり、更に個性の強いモデルなったことで、黒文字盤の旧モデルを支持するユーザーも世界中に多く存在します。今後も、流通量の少なさから注目度の高いモデルといえるでしょう。ウォッチニアン買取専門店では旧型グリーンサブ「16610LV」を、どこよりも高く買取させていただきます。16610LVの高価買取はウォッチニアン買取専門店にお任せください。